マネージャー×SnowMan① (ページ33)

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side FUKAZAWA ページ33

今日は事務所でダンスレッスン。

休憩になり、翔太と照と飲み物を買うために
自販機に向かっている時だった。

A『もーやめてってば。』

北山『今は俺しかいないんだからさ、大丈夫だって。』

北山くんとAが話しているところが見えた。
どうやらAの掛けていたメガネを
北山くんが取ったらしい。

渡辺『あれ？白崎さん？』

岩本『だね。あれか、キスマイのマネージャーもしてるんだっけ。』

渡『仲良しだね。付き合っていたりして。』

ニヤニヤしながら2人を見つめる照となべ。

いや、違うのよ。俺の彼女なのよ。
でもそんなことは言えない。

しかも前から思っていたけど、
2人の様子がほんとカップルみたいで。

昔から知ってるから気心を許しているのはわかる。
でもあの距離感は気になるところ。

渡『てかさ、普段メガネしてるからちゃんと顔見たことないけど、白崎さんめちゃめちゃ美人じゃね？』

岩『いや、それな。普通にモデルとかやってそう。』

そうなのよ！綺麗なのよ、Aは。

いや、それバレたらまずいんだって。
ほんと彼氏としての危機感を感じる。

最近は本当に忙しすぎて
なかなか会えていないのが現状だった。

仕方ないのは分かってるんだよ？
でも、寂しいのは確かだよね。

しかもこんな風に北山くんと
仲良くしてるところ見せられて、
なべや照が綺麗とか言っちゃってさ。

「飲み物買ってさっさと戻ろうぜ。」

渡『おん。』

北山くんとAが仲良くしているところを
見たくなくて、2人を自販機に促す。

しばらくしてレッスンが再開された。

講師の人に合わせてダンスをしていると、
北山くんが入ってくる。

Jr.『『お疲れ様です！！』』

北『お疲れ様。すんません。端っこ借りていいすか？』

講『いーよ。』

振り付けの確認をしに来たのだろう。
レッスンしているそばで鏡を見ながら踊っている。

そこからさらにレッスンを続けていると、
Aが入ってきた。

お！見てくれるんだ。
ちょっと気合いを入れ直そうとしたら、
鏡越しに北山くんとAが手を振っているのが見える。

嫌なんだけどな。

彼氏の俺がそんなことは出来なくて、
北山くんならできるんだ。

その現実が辛かった。

佐久間『あー、白崎さんじゃん。お疲れ様です。』

A『お疲れ様。』

阿部『今日はキスマイじゃないんですか？』

A『うん、今日はJr.の打ち合わせしてたの。』