マネージャー×SnowMan① (ページ32)

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今日はSnowManは確かレッスンをしているはず。
時間あるし少しだけ覗こうかな。

レッスン室を覗くと、
みんな講師の人の動きに合わせてダンスをしている。

あ、みっくんもここでやるんだ。
端っこで自分達の曲の振り付けの確認をしている。

あ、目が合った。

みっくんが手を振るので、ちょっとだけ笑って
手を振りかえす。

あ、でも、Jr.の前ではちゃんとしてないと。
すぐに真顔に戻して前を見つめる。

佐久間『あー、白崎さんじゃん。お疲れ様です。』

「お疲れ様。」

阿部『今日はキスマイじゃないんですか？』

「うん、今日はJr.の打ち合わせしてたの。」

多分、阿部と佐久間はそれなりに
懐いてくれていると思う。

私の中のルールとして、年上のジャニーズはさん付け、
年下のジャニーズは呼び捨てで呼んでいる。

まあ、みっくんみたいに特別パターンもあるけど。

岩本『てか、北山くんと仲良いんすね。』

「えっ？」

唐突に岩本が話しかけてくる。

岩本は明らかに私のことを警戒していたし、
この時話すのが初めてだった。

岩『さっき飲み物買いに行ったら仲良さそうだったんで。』

「まあ、マネージャーだしね。そりゃあ。」

渡辺『えー、そうすか？なんか超親密そうでしたよ。』

ニヤニヤしながら渡辺が会話に入ってくる。

「そんなんじゃな、、、。」

北『昔から知ってんの。』

そんなんじゃないって言おうとしたら、
みっくんが会話に入ってきた。

佐『あっ、北山くん。』

北『お前らが知るよりも全然昔から知ってんのよ。あれいつだ。中学生の時くらい？』

「うん、確かそうだよ。」

渡『あっ、そうなんすか。へー、意外。』

「姉がみっく、、、北山さんと高校の同級生なの。」

宮『そうなんすか。世間狭っ。』

そこからSnowManのメンバー、
みっくんとみんなで少し雑談する。

そんな時でも辰哉はあまり入ってこない。
まあ、そうするとお互い決めたしね。

ほんとなら近づいて、いつものように手を握りながら
座りたいけど、このメガネをしている間は
マネージャーの白崎としていないとだから。

こうやって話したおかげで、
少しだけみんなた距離が縮まった気がする。

これからは忙しくてもこうやってJr.のところに
どんどん顔を出していこ。そう思った。