マネージャー×SnowMan① (ページ31)

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北『てか黒縁メガネ珍しいじゃん？』

「Jr.の時は掛けてるの。」

北『へー。似合うよ。でも俺は掛けてない方が好き。』

そう言うとメガネに手をかけて外してくる。

「もーやめてってば。」

北『今は俺しかいないんだからさ、大丈夫だって。』

ニヤニヤしながらメガネをひらひらさせるみっくん。

諦めよ。

「また来月もライブだし、7月からみっくんのインドのやつ放送されるもんね。」

北『あのインドね。超過酷だったんだからー。』

それからしばらくわいわいと話していた。

北『あー、そういえばさ、美里元気？』

美里は私のお姉ちゃんでみっくんの元カノだ。

「お姉ちゃん？多分元気。イギリスにいるし全然会えてないから。」

北『まあ、そうか。大変そうだよな。』

お姉ちゃんは今はイギリスで演劇の勉強をしている。

元々はモデルをしていたんだけど、
一度出た舞台で楽しさに目覚めたらしくて。

そこから英語も独学で勉強して、
今はイギリスに留学中だ。

「みっくんはあの人に会うの？」

北『ん？あ、あいつね。俺がデビューしてからはあんまり会えてないよね。』

「だよね。2人とも忙しいもんね。ここでも一回も会ってないよ。」

北『やっぱり？あいつは事務所の稼ぎ頭だからな。』

「会いたくはないけど。」

北『ははっ。まあ、そうだよね。今はなんとも思ってないの？』

「思わないよ。もう昔の話だし。あの時はみっくんに大変お世話になりました。」

元彼と別れた時、初めての失恋で
とにかく落ち込んでいた。

そんな時慰めてくれたのがみっくんだった。
おかげで持ち直したと思ってる。

北『まあ、仕事もこれからさらに大変だと思うけど、何かあったら相談してよ。Aはよく溜め込むんだから。』

「うん、ありがと。」

そしたら練習いくわ〜って
頭をポンポンして去って行ったみっくん。

、、、がんばろ。

早く一人前になって、
辰哉やみなさんを支えられるように頑張るんだ。