マネージャー×SnowMan① (ページ27)

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side FUKAZAWA ページ27

それは俺達も知らないサプライズだった。

いつものように滝沢歌舞伎の舞台で
照、翔太、佐久間、阿部ちゃん、ダテと
ステージに立った時、一際歓声が沸く。

後ろを見るとSnowManの文字。

新たに6人でグループを結成したと滝沢くんから言われた。

半ば放心状態で舞台を終える。

いつもならみんなでわいわいとしている楽屋で、
俺ら6人は席に固まって座っていて、ほぼ無言だった。

滝沢『あー！お前ら。びっくりしたろ？』

佐久間『いや、滝沢くん。ほんとサプライズすぎる。』

渡辺『マジで知らなかったすもん。』

滝『だってサプライズだし。』

ケラケラと笑う滝沢くん。
昨日まで本当普通だったのに。

進藤『Jr.のみんな一旦集合してくれないか？』

Jr.の統括マネージャーをしている進藤さんに
声をかけられる。

頼れるおじさんって感じで、結構Jr.みんなと仲が良い。

進『ちょっと今日は大事な話がある。』

いつもなら割とおちゃらけた進藤さんの
真面目なトーンにみんな顔が真剣になる。

進『実は、俺、9月に会社を退職することになったんだ。』

えっ、、、。みんな驚きすぎて声が出ない。

進『父親が体調を崩して家業を継がないといけなくなったんだ。ほんと申し訳ない。そこでなんだが、新しくお前らの統括マネージャーになる2人を連れてきた。入ってきて。』

ドアを開けて2人の人が入ってくる。

えっ、、、。嘘だろ。

そこに立っていたのはAと若い男の人だった。

進『じゃあ、2人とも自己紹介を。』

真山『真山匠です。今はSexyZoneのサブマネをしてます。』

A『白崎Aです。今はKis-My-Ft2のサブマネをしています。』

Aは黒縁の眼鏡をかけて、
いつもよりキリッとしている。

可愛いな、、、。
じゃなくて、いや、そんなことあるのか。

進『2人はこれから、それぞれのサブマネとしての仕事と兼任って形でJr.の担当になる。2人ともまだ4月に入社したばかりなんだ。だから不慣れなこともあると思う。俺ももちろんサポートするがお前らも助けてあげてほしい。』

真・A『よろしくお願いします。』

パチパチとみんなで拍手する。

そこからは今日の舞台の反省や講評を
進藤さんや滝沢くんからもらういつもの流れになった。

真山さんとAは後ろの方で真剣に聞いている。