マネージャー×SnowMan① (ページ26)

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2人でビールを頼み、乾杯をする。

真『うまっ。』

「あー。生き返る。」

真『てか、キスマイのマネージャーとしてどうよ？』

「まあ、大変だけど、三島さん優しいし、なんとか。」

真『まじかー。西山さんめっちゃ厳しいんだよ。マジで見た目に騙された。』

頭を抱えてビールを流し込む真山。

どうやら結構しごかれてるっぽかった。

真『てか、やばいな。新人がメインマネージャーするとか。』

「いや、ほんとそれよ。いくらJr.とはいえ、大丈夫なの？この会社。」

真『よっぽど人手足りてないんだな。』

そこからは2人で今後どうしていこうかと話をしていた。

真『俺らよりも年下なのに、会社の先輩っていう変な感じだな。』

「ほんとに。」

真『でもさ、白崎、人事部長じゃないけど気をつけないとやばいんじゃない？高校生大学生くらいの男って年上に憧れがちよ？白崎に限ってはお前がないだろうけどさ。』

いや、その結果辰哉と付き合ってるんだな、私は。

「うーん。どうだろうね。まあ、私の顔はそこそこ良いことは自覚してる。」

真『やばっ。それ自分で言う？』

笑いながらビールを流し込む真山。

「そっちが先に言ってきたんじゃん。」

真『そうなんだけどさー。』

そうやって言ってる真山も
そこそこイケメンだと思うけどな。

ここの事務所の人の系統ではないけど。
いわゆるソース顔だし。

「メガネでもかけようかな。」

真『ん？白崎目悪いの？』

「いや。全く。超良いよ。だけど、ちょっと警戒のために。」

真『あー、なるほどね。』

これからは特に辰哉と付き合っていることが
バレたらまずい。

けど、辰哉の顔を見て普通に
仕事をできる自信もなかった。

どうにか切り替えをするために、何かないと。
そう思ってパッと頭に出てきたのがメガネだった。

「とにかくさ、多分慣れるまでまじで大変だと思うけど頑張ろ？」

真『もちろん。お互い助け合っていこーぜ。』

頑張ろ。
心にいろんな決意をして、ビールを流し込んだ。