マネージャー×SnowMan① (ページ24)

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キスマイのマネージャーとして働き始めて約3週間。

覚えることがありすぎるのと、
仕事量が多すぎて毎日クタクタの中働いていた。

それでも、三島さんは見た目に反して優しくて、
ミスばかりの私に叱ることはあっても、
そのあとしっかりと教えてくれる。

そんな中、私と真山が吉野部長に呼ばれた。
2人で会議室の中に入る。

吉野『どう？仕事は慣れてきた？』

真山『まだまだです。覚えることがありすぎまして。』

吉『まあ、そうだよね。白崎はどう？』

「私もまだまだですが、充実してます。」

吉『そっかそっか。良かったよ。』

どうしたんだろう？
きっとこのことで呼び出しているわけではないよね。

吉『実は、5月にJr.内にグループができるんだよ。で、まあ、何個かグループもあるし、お前らがメインでマネージャーとしてついてほしい。もちろん、セクゾとキスマイのサブマネージャーであることには変わらないんだけど。』

えっ。そうなんだ。

今、ジュニアには進藤さんってベテランの
マネージャーさんが一人で全てやっていると聞いていた。

それにしても、マネージャーになって、
しかも辰哉と関わる立場になるなんて。

大丈夫だろうか。

吉『実は進藤さんが、9月に仕事を辞めるんだよ。お父様が体調崩されて、家業を継ぐために福岡に帰るそうなんだ。だから、引き継ぎも兼ねてなんだけども。進藤さんが居なくなったらお前達でやっていってほしい。それまでに進藤さんから色々吸収していって、学んでほしいんだ。』

私も真山も顔が真剣になる。

自分達がゆくゆくはメインマネージャーになるんだ。
頑張らないといけないな。

「分かりました。ちなみにまだこのことは？」

吉『もちろん、秘密にしてほしい。本人達もグループができることは知らないんだ。』

真『えっ？そうなんですか？』

吉『ああ。ちなみにグループ名はSnowMan。メンバーは深澤、佐久間、渡辺、宮舘、岩本、阿部だ。』

「えっ！？」

吉『ん？どうした？』

「いや、なんでもないです。」

ミスノにいた辰哉は最近ほとんどその活動がないと
言っていた。

メンバーの2人が新しいグループになっていたしね。
まさか、残りのメンバーで新たに組むことになるとは。

言ってあげたいけど言えないんだ。
その感じがもどかしい。