マネージャー×SnowMan① (ページ21)

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三『ここにいるから。』

コンコンとドアを叩いて開ける。

三『新しいマネージャー連れてきたぞ。』

その声で皆さんがこちらを向く。

玉森『ええっ！？白崎？』

宮田『ん？たま知り合い？』

玉『高校の同級生。いや、まじか。まさか一緒に仕事することになるとは。』

横尾『へー。そうなんだ。よろしくね。』

玉森がめっちゃ驚いている。

入社することは言ってたけど、
一緒に仕事することになるとは思わないよね。

つい笑みがこぼれる。

北山『あれ？Aちゃん？』

宮『ん？？キタミツも知り合い？』

北『うん、Aちゃんのお姉さんが堀越だったんだよ。同級生でさ。』

藤ヶ谷『まじ？新マネちゃん、キスマイにゆかりありすぎじゃね？』

会議室の雰囲気が一気に和やかになる。

三『北山まで知り合いだったの。世間狭いね。でも初めましてのメンバーもいるから自己紹介してくれる？』

「はい。白崎Aです。先程あったように玉森とは高校の同級生で、みっ、、、北山さんは姉の同級生なので、お世話になってました。不慣れなことばかりだと思いますが、頑張ります。」

挨拶をするとパチパチと拍手される。
とりあえず頑張れそう。

三『ちょっとそのまま会議するから、白崎さんも席に座って。北山の隣空いてるからそこで。』

「はい。」

促されるまま席に座る。
隣の北山さんが小声で話しかけてきた。

北『ほんと久々だね。てか、前みたいにみっくんでいいのに。』

「いや、それはさすがにまずいでしょ。」

北『大丈夫だよ。北山さんって呼ばれるのやだ。』

「えー。」

北『あ、あのさ。』

「分かってるよ。言わないから。私のも絶対秘密ね。」

北『もちろん。』

北山さんもといみっくんは実は姉の元カレ。
よく実家に遊びにきていたから私も認識があって、
遊んでいた。

だからずっとタメ口だった訳で。
敬語無理かもしれない。

しかも、元カレと付き合うキッカケになったのも
みっくんだった。

だから姉とみっくんと元カレと4人で
遊ぶことも多かったし、かなり仲良かったと思う。

一緒に仕事することになるなんて。
姉に話したらびっくりするんだろうな。

そこから打ち合わせが始まる。
私はみっくんとの会話をやめてメモをとり始めた。