マネージャー×SnowMan① (ページ20)

今日:137 hit、昨日:174 hit、合計:149,636 hit

⭐︎ ページ20

吉野部長はそう言うと席を立つ。

真『白崎、玉森さんと同級生なの？やばくね。』

「ほんと、たまたまね。結構仲良くてさ。親友みたいな感じ。実は玉森にこの会社受けたらって言われたの。」

真『まじか。すごいな。』

ひそひそと話をしていたら
吉野部長が2人の男の人を連れてきた。

吉『左がセクゾの統括マネージャーの西山、右がキスマイの統括マネージャーの三島。』

西『初めまして。』

三『よろしくね。』

真『よろしくお願いします。』

「よろしくお願い致します。」

西山さんは温和そうな雰囲気の人で、
三島さんは少し強面な雰囲気だ。

あ、ひょっとして私ハズレ上司かもしれない。
少し憂鬱になる。

三『そしたら、白崎さん。少し打ち合わせしようか。』

部署のすぐ横にあるオープンスペースで
打ち合わせを開始する。

辰哉が買ってくれたボールペンを握りしめ、
メモをとっていく。

キスマイは私を含め4人のマネージャーで
構成されているらしい。

ただ、三島さん以外は嵐と関ジャニのマネージャーを
兼任しているらしくて、実質は三島さんが
ほぼ担っているそうだ。

三『いやー、でもほんとマネージャーが入ってくれて助かったよ。ありがとね。』

あれ？三島さんって見た目とは反対に
とても優しい雰囲気の人だ。

良かった。あまり怖くなさそうで。

「ご迷惑ばかりだと思いますがよろしくお願い致します。」

三『そんな、こちらこそだよ。今、実はみんな事務所にいるんだよ。良かったら挨拶しようか。ちなみにメンバーみんな分かる？』

「はい、なんとなくは。」

正直あまりジャニーズには詳しくないけど、
玉森とあの人がいるから、自然とメンバーは覚えていた。

三『よかった。ちなみにジャニーズが好きだったりするの？』

「あ、いえ。実はお恥ずかしながらあまり分かっていないんですけど、玉森が高校の同級生なので知ってるんです。」

三『あっ！そうなの？なら仕事もしやすいね。いや、他のグループというかあまり興味ないくらいがちょうどいいよ。ほら、スキャンダルとかあっても困るしさ。』

良かった良かったなんて笑いながら歩く三島さん。
すみません。Jr.と付き合っているんですとは
絶対に言えない。