マネージャー×SnowMan① (ページ18)

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2012年4月。

今日は入社式。
同期は私を含めて8人だ。

あー、緊張する。

社長や人事部の話を聞いて、
簡単なオリエンテーションを受ける。

基本的に現場で覚えろなスタンスらしくて、
研修はないまま、今日のうちに配属先が
発表されるそうだ。

南『みんなどこに配属されるんだろうね。』

「ほんとに。楽しみなような、だけど怖いよね。楽しいところがいいな。」

昼休憩。支給されたお弁当を食べながら、
唯一女の子の同期の南と話をしていた。

南は舞台演出などを専門に学んできているから、
演出部に配属されることは既に決まっている。

そんな感じで半分は既に専門職で
採用されているから部署は決まっていて。

まだ未定なのは私を含め4人だけだった。

真『まじさ、怖いよね。白崎はどこ行きたいの？』

南ちゃんと話をしていたら、
同じく総合職で採用されてる真山が話に加わってきた。

「んー。怖くないところならどこでもいいや。」

真『なんだよ、それ。』

真山は笑いながら私の肩を叩く。
8人しかいないからか、すぐにみんな打ち解けて
仲良くなっていた。

真『俺は企画の部署いきたいなー。』

「まっ、どこに行っても頑張ろ。助け合いでさ。」

南『ほんとだね。同期も少ないからこそ、団結してこ。』

午後からも会社の内部を見たり、副社長に挨拶したり。

そしていよいよ、人事部長より配属発表がされた。

人『えっと、総合職のメンバーの配属発表します。白崎と真山はマネジメント部な。』

「えっ、、、。」

真『まじすか？』

マネジメント部はタレントさんのマネージャーが
主に在籍している部署だ。

あれ、でも午前中の説明だと
最初からそこに行くことはないって聞いていたのに。