マネージャー×SnowMan① (ページ15)

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前に餃子を作った時なんか不味すぎて
辰哉と一緒に笑ったっけ。

「多分味は大丈夫だと思う。」

『いや、最近のAの料理はどれも美味しいよ。俺の好みの味。』

いただきますと2人で手を合わせてご飯を食べる。

「どうかな？？」

『うまっ！ハンバーグ最高！』

2人でお腹いっぱいになってソファでまどろむ。
春から一緒の会社なんだ、、、。なんか感慨深いな。

『ん？どうした？』

「いや、なんか春から一緒の会社だなんてまだ信じられなくて。」

『あー、ほんとそうだよね。俺もなんか信じられない。』

「まあ、会社には絶対言えないけどね。」

『あー、だよね。俺大丈夫かな？』

「絶対隠してよー！」

『分かってるって。』

手をにぎにぎしながら聞いてるのか
聞いてないのか分からない感じで返事をしてくる。

「もー。ほんと分かってる？」

『うん、もちろん。ずっと付き合っていきたいからさ。』

「う、うん。そうだよね。」

ほんと、こういうところだよね。
さらっとかっこいいこと言うの。

『ん？どうした？』

「いや、好きだなって。」

『、、、！あーもー。知らないよ？』

横を向くと少し顔を赤くした辰哉が唇を寄せてくる。

「もうっ、、、。まだ明るいよ？」

『Aが可愛いのが悪い。』

そのまま深いキスになる。
3年も付き合っているから私の弱いところも
どうすればいいのかも全て把握されている。

「あっ、、、。」

『ははっ。ここ好きだよね。』

「いやぁっ、、。」

『んー。気持ちいいね。』

「もうきてっ、、、。」

『、、、！！あぁ。もう煽りすぎ。』

辰哉自身が深く深く入ってくる。
そのままソファでも、ベットでも深く繋がっていた。

「んー、、、。」

気づいたら寝てしまっていたみたい。
隣を見るとちょっとお世辞にもかっこいいとは
言えない寝顔が見える。

「ふふっ。」

『んー。ん？何笑ってるの？』

寝起きの半開きの目で辰哉が聞いてくる。

「いやっ、寝顔が個性的だなって。」

『いや、それって遠回しにディスってない？』

「ないって。普段かっこいいからなんかギャップが面白くて。」

『もー。それって誘ってる？今日いつもより褒めてくるじゃん。』

「だって、なかなか会えてなかったから、、、。寂しかったんだも、、、。」

だもんって言おうとしたけど、辰哉に唇を奪われて
全部言えなかった。

結局その日は朝までずっと繋がっていた。