マネージャー×SnowMan① (ページ1)

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side FUKAZAWA ページ1

2008年春

衝撃が走るとはまさにこのことだったんだと思う。

ジャニーズに入所してから約4年。
元々所属していたグループが解散して、
どうしようかとくすぶっていた時だった。

同じグループの何名かはデビューしていて。
置いていかれてる感覚はあった。

そんな中で、芸能科のある高校に進学。

まあ、やっぱり事務所の看板って大きくて。
校内でちょっと話題にはなるくらいは有名だった。

そんな中で事務所の先輩であり、
高校の卒業生でもある玉森くんが
友人達と遊びに来てたんだ。

「あ！玉森くん。おはようございます。」

玉『ああ。深澤か。おはよ。』

うわっ。玉森くん、ちょっと怖いんだよなぁ。
めちゃくちゃカッコ良いし、憧れはあるけど。
同時に怖さもある。

「どうしたんすか？」

玉『いや、友達とさ、遊びにこようぜって話になったんだよね。白崎が先生に頼まれことがあったみたいだから着いてきたのよ。あれあれ、あいつ！』

玉森くんが指を差した先には、
信じられないくらい綺麗な人がいた。

肌は白くて、顔も小さい。
身長は多分165センチくらいか。一言で言えば美人。
玉森くんと仲良しってことはモデルか何かしてるのかな？

「まじ綺麗っすね。」

玉『あ、ああ。確かに白崎が学年で1番モテていたかも。』

「モデルをしてるとかですか？」

玉『いや、違うよ。総合コース。あいつ普通に頭いいの。』

「え、じゃあなんで仲良いんすか？総合コースとかほぼ関わりなくないすか？」

玉『忘れた。けど何故か仲良くなったんだよね。』

笑いながらそうやって言う玉森くん。

玉森くんってそもそも人とあまり仲良くならないし、
ましてや女の人と仲良くなるとかあるんだ。