紅一点×SnowMan⑧ (ページ7)

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今日はメンバー全員OFFだったから、
翔太とふっかに買い物を誘われて。

だけど俺はAと買い物に
出かける予定だったから断った。のにも関わらず。

佐久間が予定あるわけないだのなんだの言われて思わず、
【Aと出かけるんだよ！】って
言ってしまったがために着いてきてしまった、、、
というわけだ。

A『前もこんなことあったな。まあ、みんな乗って。』

助手席はなんとか死守して、
(翔太と一悶着あったけど。)車を走らせてもらう。

俺がクルマを出そうかって言ったけど、
Aが自分の買い物だからと車を出している。

A『まず私の買い物してもいいかな？最初に寄りたいところあって。』

「もちろん。どこ？」

A『表参道のところ。』

どこだろ？ハイブラかな？あんまイメージないけどな。

「あれ？てかピアス開けたの？」

深『うそっ。まじ？』

渡『俺は気づいてたけどね。』

地味な翔太のマウントは無視して、
Aの耳を見る。

今まで耳にアクセサリーをしているのを
見たことはなかったから、驚いた。

「そう。今まではドラマがあったからすることできなかったんだけど、今回と次クールがデビュー前だから何も入ってないんだ。だから今ならホールを安定させられると思って。イヤリングだと耳痛くなっちゃうから。」

ニコニコと笑いながら耳を触るA。
しかもよく見たら3箇所開いている。

渡『でもそろそろファーストピアス外せるんじゃね？』

A『うん。だけど、まだ買ってないから。』

しばらくはこれかなーなんて笑っている。
サイドミラー越しに後ろの2人の顔を見たら笑ってる。

俺は3人のLINEを動かした。

【ピアス、買うっしょ？】

深【当たり前。】

渡【ちょうど3カ所じゃん。1カ所ずつ選ぼうぜ。】

【それだ。】

深【表参道行くなら色々あるもんな。】

みんなニヤニヤしながら携帯を眺めている。

A『どうしたの？』

「いや、なんでもないよ。」

しばらく車を走らせていたら表参道に着く。
近くの駐車場に停めて、みんな降りる。

A『すぐそばだから。』

Aに着いていくと、まさかのところだった。

深『え？Apple Store？』

渡『あれ？時計買うんじゃないの？』

A『あ、それも買うけど、まずここ。』

そう言って中に入る。そしたら向かったのは
Apple Watchのコーナーだった。