紅一点×SnowMan⑧ (ページ46)

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side YOU ページ46

気づいたら今年も残り1日になっていた。

今年は生中継の際にも、
デビュー曲の披露があるから忙しい。

カウコンの恒例行事として、
まず私はこの部屋に行くと決めている。

「秀明くん。来たよ。」

滝『お前、、、。はい、これ。』

「ありがとー。」

滝沢くんからポチ袋をもらう。

滝『絶対お前の方が稼いでるじゃん。』

「いや、社長には負けるって。」

滝『俺、Aの給料知ってるからな？』

元々、そんなに先輩方と交流のない私は、
こうして毎年秀明くんにもらいに来てる。

「だって、先輩方も軒並みさ、松雪の方が稼いでるからってくれないの。秀明くんと山下くんくらいだよ。くれるの。」

滝『まあ、だろうね。』

秀明くんと話してると、主にJr.の人達が多いけど、
とにかくみんな挨拶に来る。

なにわ男子『あー。お疲れ様です。』

滝『お疲れ様。』

「あ。」

私の顔を見て、和也以外が寄ってきた。

高『Aちゃん。くれるよね？』

長『嬉しいんやけど〜。』

西『ちょうだい。』

藤『俺も俺も！』

「丈くんはめっちゃ先輩じゃん。他のみんなはあるよ。」

藤『えー。なんでなん？』

「年功序列。」

私は和也と丈くん以外のみんなに渡す。

高『開けていいっすか？うわっ。待って。金額えぐい。』

道『村上くんより多いで。』

滝『それ、本人達の前で絶対言うなよ？』

大西『やばいやん。あ、Aちゃん。メイク道具欲しい。』

「あ、いいよ。楽屋に置いてあるから一緒に行こうか。」

大西『わーい。』

「じゃあね、秀明くん。」

滝『おー。』

大西となぜかついてきた和也と一緒に楽屋に向かう。

大橋『にしても久々やんな。』

「いや、ちょっと前に会ったじゃん。」

大西『え？そうなん。』

「うん、ご飯行った。」

まあ、これは半分嘘で半分本当だ。
会ったのは関西で。2人で奈良を旅行したからだ。

旅行のことはみんなに秘密にしているらしいから、
濁しておく。

楽屋に着くとSnowManとSixTONESのメンバーがいる。

渡『お前どこ行ってたんだよ。』

「秀明くんのところ。お年玉せびってた。」

岩『滝沢くんにそんなことできんのAだけだよ。』

私は雅の近くに行く。

向『あー。和也と流星やん。』

佐『なんか子分増えてる。』

大橋『なんか流星が用事あるからついてきた。』

大西『ほんまいらんわー。』

康ちゃんは久々に関西Jr.のメンバーと会えて嬉しそうだ。