紅一点×SnowMan⑧ (ページ38)

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side MIYADATE ページ38

年末に向けてバタバタしてきた。

特に今年は来年のデビューに向けての
プロモーションも増えてきているから。

SnowManと
あとはSixTONESとの仕事が圧倒的に多い。

そんな中で、カウコンに向けての
レッスンが行われていた。

もちろんSnowManとSixTONES、
あとはスケジュールの関係でキンプリも一緒みたいだ。

後輩にあたるキンプリは結構親しくさせてもらってるけど、
ここが仲良しなのは意外だったな。

岸『Aちゃん。聞いてよー。この間廉が〜。』

A『何。また意地悪されたの？』

永『はあ？俺してへんし。』

いつもなら樹や北斗などSixTONESが
隣に座ってることが多いけど、今日はキンプリらしい。

俺は特にすることもないから微笑ましく見ていた。

永『てか、岸が家に行かせろってうるさいんよ。絶対嫌だ。』

岸『なんでよ。いーじゃん。引越ししてから全然遊びに行かせてくれない。』

A『廉の家ほんと綺麗だよ。何もない。』

岸『へ？廉の家行ったことあんの？なんで？』

岸の声が大きくて、SixTONESとSnowManも
反応している。あ、岸は知らないのか。

A『あれ？知らないの？廉と私、お隣さんだよ。』

岸『は？まじ？』

永『まじまじ。夜とかよく一緒に飲んでるもんね。』

A『私はお酒飲めないから、ハーブティーだけどね。』

へぇ。そこまで仲良しなのは意外だった。

SnowManやSixTONESを見ると、興味のある人が半分、
嫉妬心のある人が半分ってところかな。

みんなあくまで自分達の会話を心掛けてるのに、
どこか上の空でこの絡みを気にしているのが面白い。

岸『だったら、Aちゃんの家行こうかな。実質廉の家じゃん。』

A『あははっ。何それ。けどインテリアとか似てるかもー。お互い何にも置いてないよね。』

永『確かに。Aの家綺麗だから落ち着くんよね。』

A『まあ、いつでも来ていいよ。汚さないなら。』

平野『岸は絶対汚しますよ。だからやめといた方がいい。』