紅一点×SnowMan⑧ (ページ35)

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旅館に入って、部屋に向かう。

「待って。てか私も同じ部屋？」

前に7人で行った時は、
私は寝るわけないとのことで別室でモニタリングしてた。

だから今回もかな、なんて思っていたのだけど。

牧『いや、今回は、、、。』

牧さんがそう言いかけた時、
部屋の方からさっくんと康ちゃんの声がする。

向『あ、今回布団10こあんで。』

佐『てことはAも参加じゃん。』

「あ、そうなんだ。」

牧『という訳です。』

寝ない自信しかないから、これに関しては余裕だ。

部屋に入ったら野郎どもが騒いでる。
私は安全そうな舘さんの隣に行った。

目『あ、Aは寝る時は俺の横ね？』

渡『は？俺だろ。どう考えても。』

向『俺やろ。』

佐『いや、俺だね。』

みんなが私がどこに寝るかを騒いでる。
じゃんけんの結果はこうなった。

目『よっしゃぁぁぁぁ！』

蓮の隣か。まあ、いいや。

私はどこでも眠らない自信しかないし。
蓮以外の何人かはぎゃあぎゃあと騒いでる。

「みんなほんと子供だね。」

宮『ほんとだね。』

「舘さんが1番大人。」

保護者の気分でみんなが騒いでる様子を見守る。

岩『はい、配るよー。』

ひーくんが浴衣を配っている。

岩『Aはゆっくり入っておいで。』

「うん。」

男子風呂にはカメラが入るみたいだけど、
女性スタッフが居ないからこちらには
カメラが入らないことになっている。

だけど、携帯を一台預かってるから、
私は自撮りで温泉に入る様子を撮ることになっている。

ちなみにこれはみんな知らなくて、
後日サプライズする予定だ。

「よしっ。」

チューブトップタイプの水着を着て、タオルを巻く。

確か、カップルで温泉入ってる風だっけな。