紅一点×SnowMan⑧ (ページ22)

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渡『いや、まんじゅうはないべ。』

「それな。」

岩『でも、過去全勝してるよ？』

A『みんなふっかさんのこと分かってないなぁ。』

Aは不適な笑みを浮かべている。

今回に限っては流石に外したかな。
きっとみんなそう思ってるに違いない。

深『私が食べたいのは、はいっ。』

フリップを出して、書いてあったのは、
【チャーシューいりまんじゅう】の文字。

みんなそれを見て大爆笑だ。

深『A、お見事！』

A『だから言ったでしょ？みんな分かってないなぁ。』

佐『いやいやいや。まじすごい。』

渡『でも確かに、ラーメン屋行ったら、こいつチャーシュー麺しか頼まないよね。』

「あー、あー！」

確かに。
翔太の言った通り、いつもチャーシュー麺だ。

A『うん、だからこれにしたよね。』

深『さすがです。』

ふっかが拍手をしている。

目の前にチャーシュー入りまんじゅうが置かれた。

Aは、隣の照に見せつけながら
美味しそうに食べている。

岩『うわー。まじムカつく。』

A『美味しい。ふっかさんありがとう。単純で。』

深『なんかけなされてる？』

渡『ふはははは。』

それから、おすすめ料理、
ご飯類、海鮮料理と出てくる。

Aはもちろん全問正解、
俺はまだ一品も食べられずにいた。

最後のフカヒレの問題は大小の2択だ。

まさかのふっかは小を選んで撃沈だ。

「俺はね、気づいていたよ。Aが小を選んだ時点で。」

渡『まじかぁ。』

A『だってお腹いっぱいだもん。』

目の前で少しだけフカヒレを食べるAが見える。
まじ悔しい、、、。

「うまそう。」

A『美味しいよ。』

ラウールも幸せそうに食べている。
そこで撮影は終わった。

「はぁ？まじでお腹すいた。」

A『どっか食べに行く？』

「え？」

ため息をつきながらぼそっと言ったら、
Aが聞いていたらしい。

「お腹いっぱいでしょ？」

A『うん。だけど暇だし。』

「行く。」

Aが誘ってくることはほぼない。
あまりの嬉しさに即答してしまった。