紅一点×SnowMan⑧ (ページ3)

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side YOU ページ3

デビュー発表から、ドラマの撮影と
舞台の稽古が重なっているから、
なかなか忙しい日々を送っている。

牧さんがついていたし、
スケジュール表を私だけ共有してなかったんだけど。

これから仕事が増えるだろうってことで、
みんなで見ることができるアプリに
私のスケジュールが追加されることになった。

深『ねえ。Aー。』

「どうしたの？」

舞台稽古の合間にふっかさんに話しかけられる。

深『あのスケジュール表なに？やばすぎない？休みないじゃん。』

確かに、舞台の千穐楽まではドラマ撮影、
みんなでの仕事、単独仕事で、舞台が休みの日も
何かしら仕事があるから休みはなかった。

「あー。まあ、ね。いつものことだよ。」

そう。舞台前と始まったらいつもあんな感じの
スケジュールだから、特に気にしたことはなかった。

デビューっていうのもあって、
今回と次クールのドラマは入っていない。

まあ、デビュー後はドラマや映画が控えているんだけども。

深『まじかぁ。プライベートもクソもないな。』

「ははっ。そうかな。」

そんな話をしていたらいつの間にか隣に北斗が座っている。

「どうしたの？」

松『んー。なんでもない。』

ここ数日はずっと北斗が夜来ている。

けど、私は深夜に帰って、
早朝には出る生活をしているから、
北斗と直接顔を合わせるのは案外この舞台の稽古だけ
だったりする。

そんなこともあるから、気づいたら隣にいる、
なんてことは増えてきた。

松『仕事、しんどくない？大丈夫？』

「うん。まあ、大丈夫。」

松『、、、無理しないで。』

私の頭をポンとたたくと
SixTONESの輪の中に入っていった。

渡『最近仲良いな。』

「え？」

渡『北斗と。』

「まあ、元々仲良しだよ。」

渡『、、、あんまりハメ外すなよ。』

なべくんは仲良いの意味を分かっているのかもしれない。

「デビュー控えてるしね。」

渡『ん。』