紅一点×SnowMan⑧ (ページ18)

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⭐︎ ページ18

「嘘だって。舘さんもノってくれてありがとう。」

宮『ははっ。2人の顔。』

向『もー、びびらせんといてくれや。』

田『焦るわ。』

2人のきょとんとした顔が面白くて笑ってしまう。
そのやりとりで少しだけ緊張が紛れた。

岩『よし、みんな行くぞ。』

円陣を組んで、いざ配信をスタートさせる。

阿部ちゃんの隣の席に向かおうとしたら、
京本くんが私を引っ張る。

京『Aはここ。』

ジ『いーじゃん。』

まさかの京本くんの対応に、
SnowManも何も言えないらしい。

「えっ、、、。ちょっ、、、。」

スタッフ『本番始まりまーす。』

結局京本くんの膝の上に座らされる。

SixTONESの中では1番小さくて華奢な彼も
やはり男の人だ。私のお腹に回る腕の力は強い。

私は諦めて、大人しく座っとくことにした。

田『始まった？じゃあ、せーの。』

SixTONES『せーの。せーの。』

SixTONESが抜かれてる場面に何故か私も映っている。

SixTONES『どーも。SixTONESでーす。お願いします。』

深『おいおい。1人混ざっちゃってんのよ。』

京『ん？なんのこと？』

田『じゃあ、ジェシーから名前を。』

ジ『ジェシーのSixTONESです。』

田『逆。』

京『SixTONESの京本大我と。』

京本くんが私の顔を見てくる。あ、言えと。

「SnowManの松雪Aです。」

向『せやねん。AはSnowManやねん。返してや！』

康ちゃんが京本くんからベリっと剥がして、
自席に座らせてくれる。

京『あーあ。』

深『あーあ、じゃねーよ。ここなの。Aは。』

田『あのさ、自己紹介続けていい？』

向『ええよ。』

佐『お前が言うな。』

そんな調子でみんな自己紹介をしていく。

阿『あー、俺俺！阿部亮平でーす。お願いします！』

「松雪Aです。お願いします。」

みんな自己紹介してから、
それぞれ曲の形態の話をしていく。

ふっかさんのところにはYouTubeのコメント欄が
見えるようにパソコンがあるのだけど。

後ろにいる私にも見えてしまう。

もちろん、好意的なコメントが多いけど、
やっぱり目につくのは違うコメントだ。

【きょもに近寄るな。】
【SixTONESと絡むな。】

そりゃあそうだよね。

だけど、今は生配信だから、
顔には出さないようにする。