紅一点×SnowMan⑧ (ページ16)

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★ ページ16

「いや、俺も思ったよ。」

目『今日、俺たち来なかったらサシだった？』

「まあ、、、。」

目『なんか、ごめん。』

「いや、気にすんな。」

これは半分本当で半分は建前だ。

もちろん、2人が良かったけど、
気持ちが暴走してしまいかけただろうから、
目黒と康二が居てくれて良かった。

てか、康二と目黒は大量のお酒とお菓子とか
つまみを買ってきた。

これ食えんのかよ。
しかもAはお酒全く飲まないし。

A『すき焼きできるよー、、、ってすごいね。これ。』

向『何が好きか分からんかったから色々買ってきたんよ。』

目『余ったら置いていけばいいしって思って。』

なるほど。うまいことまた来る口実を作れるわけだ。
康二もよく考えたな。

それからわちゃわちゃと飲んだり食べたり。
康二がUNOを持ってきたからそれで遊んだり。

向『なぁー。今日泊まって行ってもいいやろ？』

康二は一応Aに聞きながらも、
お泊まりセットを出している。

A『うん。大丈夫。客間に布団敷くね。』

目『じゃあ、俺も！しょっぴーも泊まるよね？』

「お、おう。」

みんなそれぞれお風呂に入って、
それからも飲んだり食べたり。

康二とめめは早々に客間に行って寝てしまった。

俺も客間に行こうとしたけど、
それ以上に眠気が勝ってしまってソファに横になる。

しばらく目を瞑っていたら、寝ていたらしい。
夜中にふと目が覚めた。

お酒飲みすぎたな、、、。

夜風に当たりたくて、ベランダに出る。
隣のベランダから話し声が聞こえた。

A『ほんとキンプリって仲良いよね。』

永瀬『そんなこと言ったらSnowManもやん。めっちゃ仲良しやんな。』

あ、この声は永瀬か。
そう言えば隣に永瀬が住んでるって言ってたな。

しばらく聞き耳を立てていたけど、
たわいもない話をしているっぽい。

けど、そんな2人の仲良さそうな雰囲気に
立ち入る勇気もなくて俺はそっとAの自宅に戻った。