紅一点×SnowMan⑦ (ページ19)

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明日、しょっぴーもいけるなら飲みに行こうってなった。

SixTONESの反応はみんなバラバラだ。
だけど、俺は北斗の反応が気になる。

昔、色々あったことは
なんとなく聞いたことあるからなぁ。

「北斗さ。」

松『ん？』

「変なことすんなよ？」

デビューが近いはずだから、
スキャンダルになるようなことは避けてほしい。

だから俺だって、遊んでる女の子は全て切ってきた。

松『大丈夫だよ。グループには決して迷惑はかけないから。』

そう言った北斗の目はどこか遠くを見ていて。
何を考えているかは全く分からなかった。

次の日、しょっぴーも予定が空いていたから、
みんなでバーに集まる。

ここなら個室だし、誰かに話を聞かれることはない。

「おー。しょっぴーが先だったか。」

渡『ん。まあ、今日OFFだったからな。さっきまで寝てたけど。』

「歌舞伎お疲れ。」

少し話をしていたら風磨がやってきた。

菊『お疲れー。』

渡『おー。』

「仕事？」

菊『うん。巻きで終わらせてきた。』

お酒を頼んで乾杯する。
最初は滝沢歌舞伎の話なんかをしながら、
なんとなくみんな姉御の話は避けている。

そろそろ切り込むかぁ。

「でさ、風磨と姉御が別れたのってまじだよね？」

しょっぴーは心配そうな顔をしてるし、
風磨は一気に険しい顔になる。

菊『マジなんだよね、これが。』

ため息をついた後、息を吐くように言う。

渡『俺らはさ、別れたってことしか知らないのよ。何で別れたの？』

菊『それはさ、俺が聞きたいよ。』

「え？」

風磨はお酒を一気に飲むと話し始めた。