紅一点×SnowMan⑥ (ページ7)

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向『にしても自分英語できるんやな。俺はタイ語ならいけんで。ยินดีที่ได้รู้จัก. ขอบคุณ』

「え。すごいですね。」

向『俺、タイとのハーフやねん。』

だからか。やけに足が長いなとは思っていた。

向『年そんな変わらんやろ？タメ語でえーよ。俺のことは康ちゃんって呼んでや。』

「いや、先輩ですし、、、。」

末『大丈夫大丈夫。タメ語でえーよ。』

グイグイくる人はそんなに得意じゃないけど、
関西のみなさんはなんか優しそうだから大丈夫かな。

向『やからさ、LINEの、、、。』

渡『A〜！ちょっとこっち来て。目黒が風磨とのラブラブ話を聞きたいんだって。』

目『いや、俺そんなこと言ってないすよ。』

「ちょっと！そんな大きな声で言わないでよ。」

向井くんが何かを言いかけた時になべくんに呼ばれる。

向『え？自分菊池風磨と付き合ってるん？』

「あ、そうなんです。ここだけの話にしてください。えっと、、、。何か言いかけましたよね？」

向『いや、大丈夫やで。呼ばれてるし、行ったり。』

「すみません。」

向井くんに断りを入れて目黒となべくんのところに行く。

「ほんと恥ずかしいからやめてよ。関西のみなさんにバレるじゃん。」

渡『別にいいだろ。隠すようなことじゃないし。』

「いや、そうだけど。」

結局その場では風磨の話はせず、
また今度しようってことになった。

話すことなんてないのにな。
そんなことを思いながら稽古に取り組みはじめた。