紅一点×SnowMan⑥ (ページ30)

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『AがSnowMan以外にいることが想像できないし。多分自分が思ってるよりもSnowManのこと大事だし、信用してると思うよ。』

「、、、そっか。」

『俺は、グループのために、自分のデビューを蹴ったAのこと嫌いじゃないよ。』

「ふふっ。私もなんだ。」

『俺の彼女最高だわ。』

もぐもぐとご飯を食べながら、
にこにこしている彼を見ると、私も自然と笑顔になる。

「私の彼氏も最高だよ。」

『んぐっ。』

私が言うとは思わなかったのだろう。
食べているご飯が喉に詰まりそうになっている。

「あははっ。詰まりかけてる。」

『いやっ。さすがにびっくりした。』

そんな話をしながら、
そのあとは2人でお風呂に入って。
大人の時間を過ごすことになった。

数日後。

今日はYouTubeの撮影なんだけど。
いつもの数倍騒がしい。

それもそのはず。
この人たちがいるからだ。

田『姉御〜。最近全然デートしてくれないじゃん。なんで？』

「あのねぇ。私、彼氏いるんだけど。」

田『分かってるよ。だけどさぁ、関係なくない？そもそも風磨と付き合えたのだって俺のおかげじゃん。』

ジ『え？そうなの？』

田『うん。俺としょっぴーと風磨で飲むところに姉御を呼んだのがきっかけで仲良くなったんだからさ。』

京『知らなかった。てか、俺とのご飯は？』

「あっ。行きたい！ずっと行こう行こうって言いながら行けてないよね。」

京『そうなんだよ。悲しい。』

完全にSixTONESのメンバーに囲まれている。
まだ、公に9人になることは発表されてないから、
今日の撮影はオリメンだ。

今はクリスマスプレゼント交換会の準備をしている。

高『にしてもSnowManが増員されるとは思わなかったよ。』

阿『ね。俺達もびっくり。』

「けど、みんないい人だよね。」

高『そっかぁ。9人のSnowManも楽しみだなぁ。』

そんな話をしながら飾り付けをしていく。
みんなで準備すればすぐに終わって。

撮影が始まった。

SixTONES『どーも。SixTONESでーす。』

SnowMan『SnowManでーす。』

私は樹に引っ張られて、SixTONESの方にいる。

高『お前両方映るの？』

慎太郎が両方のカメラに映ったのを見て、
優吾がつっこむ。その言葉にみんなが笑う。