紅一点×SnowMan⑥ (ページ25)

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秀明くんが部屋を出て、部屋が静まり返る。

深『そしたら、お互い知ってると思うけど、改めて自己紹介しようか。俺は深澤辰哉です。』

佐『佐久間大介！』

岩『岩本照です。』

渡『渡辺翔太。』

宮『宮舘涼太です。』

阿『阿部亮平です。よろしくね。』

「松雪Aです。」

まずはオリメンが自己紹介をしていく。

向『向井康二です！』

目『目黒蓮です。よろしくお願いします。』

ラ『村上舞都ラウールです。よろしくお願いいたします。』

深『ん。まあ、お互い先輩だったり、後輩だったりはあるけど、これからはメンバーとしてよろしくね。ラウールも俺達とは対等なメンバーとして接して。』

ラ『あ、、、。えっと。分かりました。』

まだ中学生のラウールにそんなことを言うのは
酷な気もするけど。

確かにメンバーとしていくなら必要なことだよね。

それから適当に話をして、
今日は解散しようってことになった。

「あのさ。」

ラ『あ、松雪さん。お疲れ様です。』

「むっちゃん元気かな？」

ラ『むっちゃん？』

「お兄さん。」

ラ『え？元気ですけど、、、。』

そっか。ラウールは聞いてないのかな。

「私ね、むっちゃん、ラウールのお兄さんと昔、ダンスの大会でよく会っていて、仲良かったんだ。」

ラ『え？そうなんすか？』

「うん。ダンス大会にいたまっちゃんって言ったら分かると思う。違うチームだったけど、割と一緒の組になることが多くてね。ラウールが入所してきた時にお兄さんと一緒の顔してるからすぐ分かったよ。」

ラ『そうだったんだー。なんか嬉しいです。』

「私も。むっちゃんの弟とこうして同じグループになれるの嬉しいよ。」

にこりと笑うとラウールは
少しだけ目を見開いてパチパチしている。

ラ『あの、これからよろしくお願いします。』

「よろしくね。あと、下の名前でいいよ！あんまり名字で呼ばれることないし。」

ラ『分かりました。Aちゃんでいいですか？』

「ん。」

向『A〜！車乗せてやぁ。この辺の地理分からんねん。』

「分かった。じゃあ、ホテルまで送るよ。」

向『ありがとうなぁ。』

「じゃあね、ラウちゃん。」

ラ『あ、はい！さようなら！』

ラウちゃんに別れを告げて、
康ちゃんのところに向かった。