紅一点×SnowMan⑥ (ページ12)

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店主『あらっ。松雪さんって朝ドラに出てましたよね？毎日ここの喫茶店で流してました。』

「あ、そうです。見ていただき、ありがとうございます。」

岩『さすがだな。』

宮『やっぱ朝ドラの力ってすごいね。さすが姫。』

「ありがたいことに、朝ドラでてからこうやって自分が住んでないところに来ると、本当にたくさん声をかけてもらえてるんだよね。」

あの時は撮影や大学生活の両立で
いっぱいいっぱいになっていたけど。

こうして認知度が上がるきっかけにもなったし、
初対面の人とも話しやすくなったから、
よかったなと思う。

オレンジジュースと共に出てきたのは、
ご飯やサンドウィッチやらたくさんの食べ物のプレートだ。

「私これ出てきたら全部食べれない。」

深『Aは少食だもんなぁ。』

宮『姫はもっと食べなさい。』

舘さんがお母さんみたいなことを言ってくる。

でも、時間がないから
これをみんなでシェアすることになった。

「ヨーグルトなら食べれる。」

飲み物が来たところでさっくんが外に出るように促す。

「いや、コーヒー飲ませて。」

佐『いや、スケジュールも決まってるから。いや、みんな行こう。』

深『サラダもさ、食べないと全部。』

佐『だから、、、。』

さっくんが早くとせかしているけど、
他の6人で気にせず食べる。
だって残すのは良くないしね。

宮『ご馳走様でした。』

岩『美味しかったです。』

店『いえいえ。こちらこそありがとうございました。松雪さん、最後に握手して下さい。』

「あ、はい。」

店主の方と握手をしてロケバスに乗り込む。

それから更に2軒回って、お腹も心も満たされた。

「美味しかった。お腹いっぱい。」

渡『は？まじ？この後もあるんだぞ。』

「もう無理。しかも名古屋めしだっけ？私には辛い企画だよね。」

そうだ。今日は2本撮りだった。
しかも2本目は絶対に向いてない食事の企画だし。

名古屋の食事って
多いところもたくさんあるから不安だなぁ。