紅一点×SnowMan⑤ (ページ6)

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みんなと飲みに行くことがほとんどないから
お酒事情はわからない。

菊『あれ？みんなで飲みに行かないの？』

渡『男6人では行くけど、Aも一緒に行くことはないな。』

「確かに。なべくんはあるけど、他はないかも。」

田『へー。そんなもんか。』

「そんなもんじゃない？」

みんなそんな頻繁に飲みに行ったりするものなのかな。

渡『こいつが仕事忙しすぎんのよ。』

菊『次は映画だもんね。』

田『まじ？』

「少年たちが終わった次の日から撮影始まる。」

渡『ハードすぎんだろ。』

「牧さんのスケジュール管理が、、、。」

牧『いや、これ調整した結果ですよ！舞台あるから遅らせてもらっているんです。』

牧さんはタジタジだ。

「分かってるって。いつもありがとう。」

牧『、、、いえ。』

菊『あー。牧田さん照れてる。Aのこと好きにならないでくださいよー。』

「大丈夫。牧さんゲイだから。」

そう言った瞬間、樹と風磨が固まった。
風磨は自分の体の前で手をクロスしていて。

菊『俺、彼女いますよ。』

「安心して。牧さんの好みはレスラーみたいな人だし。」

田『岩本くんも違うの？』

牧『違いますね。ジャニーズのみなさんは細すぎます。最低ラインの身体つきがなかやまきんに君ですね。』

渡『はっはー。』

なべくんがきんに君の名前を聞いて爆笑してる。

「だから風磨も樹も対象外だから。自惚れないで。」

菊『なんか悔しいんだけど。』

田『おなじく。』

牧『最近、彼氏できました。』

「うそっ！みたい！」

牧さんの彼氏を見せてもらう。
そこにはゴリゴリマッチョのイケメンがいた。

渡『待って。イケメンすぎない？』

「この人はどっち？」

牧『バイですよ。』

「へー。どっちもの人なんだ。めっちゃかっこいいし、素敵な人だね。」

田『姉御そんなこと言ったらダメだよ。』

「ん？」

樹が指差す先にはちょっと不貞腐れた風磨がいる。
とりあえず面倒だから無視しとこ。