紅一点×SnowMan⑤ (ページ49)

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楽屋に戻ったら、SixTONESの面々がいる。

田『あそこめっちゃ湧いたな！姉御のお姫さまだっこ。』

ジ『確かに。初めてじゃない？あーやって抱っこされるの。』

「初めてだよ。びっくりした。」

岩『まじこいつ軽いの。余裕だったよ。』

森『じゃあ俺とか余裕じゃん。』

慎太郎がそう言うと私を軽々とお姫様抱っこした。

「ちょっ、、、。慎太郎やめて。」

森『あははー。こうしてやる。』

慎太郎はその場でくるくると回り始めた。

ジ『AHAHA〜！Aの顔やばい。』

京『もう絶望してる。』

そう笑っていた時だった。

菊『何してんの？』

森『あ、やべ。』

「ぐへぇ。」

突然現れた風磨に、やばいと思ったのか
降ろされる。受け身が取れずに変な声が出ちゃった。

高『あれ？公演いなかったよね？』

菊『うん。仕事で間に合わなかったんだけど。迎えにきたら何これ。しかもTwitter見ましたよ。ライブレポ。』

不機嫌すぎる声にSixTONESのメンバーはタジタジだ。

結局しばらく機嫌が戻らなくて大変だった。

菊『俺まだ怒ってるからね？』

「もう全部不可抗力じゃん。私悪くないし。」

私がひーくんと慎ちゃんにお姫様抱っこされたことが
よほど気に入らなかったらしい。

ぷりぷりと怒りながら運転してる。

帰り際には少し機嫌が良くなったと思ったのに。

『しかもさー。Twitterのライブレポにお似合いとかいわまつ最高とか書かれてさ。彼氏俺なのに。』

「そんな風に見えてたんだ。SNS見ないから、結構どんな風に思われてるか分からなくて怖いんだよね。」

『俺結構見るけど、いいこと書かれてるよ。あべまつのインテリコンビとかさ、なべまつとか。あ。そこでも気に入らないのがSixTONESが結構入ってることなんだけど。』

何かを思い出したのか、風磨が再び険しい顔になる。