紅一点×SnowMan⑤ (ページ38)

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そして風磨のソロコンだ。
私はオーラスの時に見学に行く予定にしていて。

仕事のないなべくんと一緒に会場に着いた。

最初に挨拶しとこ。

なべくんとSixTONESの楽屋に向かう。

ドアを開けたら、
困り顔のSixTONESと不機嫌MAXな風磨がいた。

「、、、どうしたの？」

京『俺らも分かんねー。なんかさ、ジェシーがFINE BOYSの今月号出した時から機嫌悪いのよ。』

FINE BOYSか。少し前に撮ったな。

ジ『俺がさ、明日発売の雑誌、Aが表紙だよって風磨に見せたわけよ。そしたらこの有様ってこと。』

目の前には私と大毅が映ってる雑誌の表紙がある。
なるほどね。だから彼は不機嫌なんだ。

「原因分かった。」

田『え？何？』

「その表紙だわ。大、、、重岡くんって元彼なの。」

SixTONES・渡『はぁぁぁぁ？！』

SixTONES(優吾以外)となべくんが驚いている。
風磨は変わらず不機嫌なままだ。

田『姉御の？』

「うん。高校生の頃ね。」

そういえば2人表紙なこと言ってなかったかもしれない。

私は少し前に2人で撮影したことを思い出した。

ーーーーー

重『久しぶりやなぁ。』

「まさか表紙で一緒になるなんて思わなかった。」

意外にも、デビューしてからの彼と仕事をする機会は
ほぼなかった。カウコンで会っても、
なかなか話すタイミングもなかったしね。

カメラマンさんの指示の下、撮影をしていく。

重『最近どないやの、自分。』

「うーん。本当に普通に過ごせてる。結構精神的にも安定してきたし、穏やかに生きてる。」

重『そうなんか。良かったなぁ。』

顔は笑顔で、お互いリラックスした状態で
会話しながら撮影を進めていく。

「大毅はどう？」

重『せやな。仕事は頑張ってるで。プライベートはからきしやけど。忙しいねん。彼女作る暇もないわ。』

大毅はそう言うと笑っていて。