紅一点×SnowMan⑤ (ページ26)

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「あっ、、、。やあっ、、、。」

『、、、かわいい。』

彼は常に鍛えているから、
下から見上げるととてもかっこいい。

「ふう、、、ま、、もかっこいいよ？」

途切れ途切れになる息の中そう言ったら、
彼はにこりと笑っていて。

『知ってる。』

一言そう言うと、私を深い快楽に沈めていった。

事が終わって、2人でベットに横になる。

『今回のソロコンは絶対観に来て。』

「うん。多分最終日に行けるから。」

『まじ？頑張ろ。』

元々演出とかにも興味のある風磨は
ソロコンにかなりこだわりを持っていて。

私も彼氏とか抜きに見るのは楽しみだった。

『あとね。クリエのあと、休み取れたよ？』

「まじ？そしたらどっか行こうか。」

『あ！それなら今回は私が考えてもいいかな？風磨の卒業記念。』

この春に彼は大学を無事に卒業している。

デビュー組で忙しいはずなのに、4年できっちりと
卒業した彼は本当に努力家だし、尊敬する。

そんな風磨の姿も見たから、私も絶対4年で
卒業するって改めて決意したんだよね。

「それは楽しみだな。俺も休み合わせてもらうわ。」

結局その後、お互いのマネージャーさんに相談して、
クリエ終わった日から2日間のお休みを
もらうことができた。

せっかくなら、少しでも一緒に過ごしたいよねって
ことで、クリエの最終日終わってすぐから
一緒に過ごすことになっている。

そんなこともあって、彼は最終日の
クリエの公演に来てくれることになっていた。

「よし、今日はこの曲。」

いつもなら、その日来ている先輩の曲を歌うから。

河合くん来てるし、河合くんの曲を
歌うことになるんだけど。

昔は来ていた楽屋にも呼べなくなって、
少し不安な気持ちにさせていることには気づいていたから。

今日は絶対に風磨の曲を歌うと決めていた。

私の色々な気持ちを込めて歌う。
これは彼に送る私からの精一杯のラブレターだ。

交際を公にできないし、お互いファンのために
匂わせなどは一切しないと決めているから、
お揃いのものも全く持っていない。

曲を歌うことで、交際をアピールできるのは
Jr.としての特権だなと思う。