紅一点×SnowMan⑤ (ページ25)

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side YOU ページ25

『もー。なんでなんだよ！』

目の前の私の彼氏が大荒れしている。

「知らないよ。それならSnowManにバック要請したら良かったじゃん。」

『いや、それは恐れ多いって。』

セクゾのサマパラにおいて、
健人のバックにSnowManがつくことが
どうもお気に召さないらしい。

「風磨はSixTONESでしょ？いいじゃん。」

『いや、いいんだけどさ。そこは。お、れ、は！Aが中島のバックにつくのが嫌なの！Aだけこっちのバックについてよ！ね？』

「日程的に無理だよ。そこ、単発ドラマの撮影入ってるもん。」

『だぁぁぁ。知ってるけどさぁ。あー、気に入らない。』

ぷりぷりしている風魔の顔を両手で挟んでみる。

「あははっ。ブサイクな顔。」

『俺彼氏なんだけど。』

「うん。知ってる。だからこうする。」

私は風磨の唇にキスを落とす。

『うわ、小悪魔だ。』

「ん？なんのこと？」

『、、、。』

唇を尖らせて不満そうな顔をする。

「どうしたの？」

『足りない。』

「え？」

『俺の気持ち、それだけじゃ満たされない。』

膨れっ面でそうやって言う彼がかわいくて。
私はクスッと笑うと彼の唇にさらにキスを落としていく。

『だから、足りないって。』

私が軽いキスを続けていたけど、
風磨はそうやって一言言うと私をソファに
押し倒して深いキスをしていく。

「んっ、、、。」

『あー、やばいかも。』

「、、、もっと。」

『、、、知らないよ？』

彼はそう言うと私の服の中に手を滑らせてきた。

付き合って一年が過ぎたから、
彼は私の弱いところを全て分かっていて。

「あっ、、、。」

『ここ、好きだもんね。』

「やあっ、、、。」

『あー、もう我慢できないわ。』

彼の温もりが体に入ってくると、
安心感と高揚感が同時に襲ってくる。

そのまま動かない風磨。
いつもならもっと、こう。

「、、、どうしたの？」

『どうしてほしい？』

ニヤニヤと笑いながら聞かれる。

あー、きっと彼は本当に嫌なんだな。
私が健人のバックにつくことが。

「風磨でいっぱいにして？」

そう言えば、風磨は満足げな顔をしていて。

『もちろん。』

そう言うと激しく動き始めた。