紅一点×SnowMan④ (ページ10)

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side WATANABE ページ10

SnowManとSixTONESでの撮影後、
樹が声をかけてきた。

Aは次の仕事があるとかって言って、
終わった瞬間に出て行った。

売れっ子女優はやっぱ違うな。

田『ね！マンズ兄さん！』

深『んー？あ！どうだった？Aとの２０歳のお祝い。』

田『そのことなんすけど。』

樹がそう言った途端、みんな真剣な表情になる。
SixTONESもみんな話を聞いている。

田『ぜっっっったいに姉御に酒飲ませないでください！絶対！』

樹がそこまで言うの珍しいな。

佐『なんかあったの？』

佐久間がそう聞くと樹は少しだけ顔を赤くして。

田『何もない！断じて！けど、マジで酒弱いっす。姉御。ワイン一口飲んだだけでめっちゃ酔ってて。』

岩『へー。意外だな。』

田『本人にも飲むなとは言ったんすけど。マンズ兄さん達も見張っといてください！ね？』

阿『う、うん。分かった。』

樹のあまりの勢いに
阿部ちゃんなんか少し引いてんじゃん。

とにかく飲ますなと樹があまりにも言うもんだから、
とりあえずみんな頷いていた。

一通り話が終わった後、樹は俺の方に来た。

田『しょっぴー、今日ひま？』

「ん？暇だけど、、、。」

田『ちょっとさ、ご飯付き合ってよ。』

「分かった。」

顔を赤くしたり、青ざめたり忙しかった樹だ。
絶対何かあったよね。とりあえず聞くしかない。

2人で居酒屋に入って話をする。

「で？」

『え？』

「Aのことでしょ？」

『う、うん、、、。』

樹にしては歯切れが悪い。

「誰にも言わねーよ。」

『うん。そこは信用してるから大丈夫なんだけど。』

「何があったわけ？」

『あのさ、、、。本当びっくりしたんだけど。』

そう前置きすると、樹は昨日の出来事を話し始めた。