紅一点×SnowMan④ (ページ6)

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★ ページ6

Aがパラパラと他のSixTONESの
メンバーのページを開いている。

高地のページには、

【仲の良い友達ですか？松雪ですね。入所がほぼ同じ時期なんで、ほぼ同期っす。しょっちゅう自宅行ったり、バイクでドライブしてます。】

とか。

北斗のページには、

【最近の出来事は、あ！これから松雪の自宅に行ってご飯作ります。よくやるんですよね。あの子、調子が悪いとご飯食べなくなるから。餌付け係です。】

とか。

慎太郎や大我、ジェシーもそれぞれ
Aのことを話した内容が書かれている。

A『待って、、、。信じられない。』

AはSixTONESのメンバーを睨んでいる。

高『あー、それね。見たんだ。』

森『いー感じでしょ。』

松『だって事実だし。』

SixTONESのメンバーもみんな
ニヤニヤしながらAを見ていて。

A『こんなことここで言ったら、みんながネットで叩かれるよ。樹なんかは噂立てられるじゃん。』

田『だから？』

A『え？』

田『だってさー、別にいいだろ。姉御のこと言ったって。何も悪いことしてないんだし、堂々としてたってさ。俺達もSixTONESってグループになったし、多少外野から言われたって動じねーよ。』

ジ『そーそー。大丈夫だって。ネットとかの言ってることなんて気にしなくたってさ。』

なんだか、ガツンと頭を叩かれた気分だった。

SnowManのメンバーは、どちらかというと
Aのことを考えて、自分達はあくまで
ビジネスパートナーであるってことを主張していたけど。

SixTONESみたいに堂々としてもいいのか。
そう思うと少し気持ちが楽になった。

A『そっか。』

高『だからさ、気にすんな。Aも他の人の名前どんどん出しても大丈夫だよ。それくらいのメンタルはみんなついてきたから。』

高地の言葉にAは少しだけ笑って、

A『ありがとう。』

そう一言だけ言った。

それから、いろんな雑誌で主にSnowManと
SixTONESはAのことをよく話すようになって。

A『ねぇ。ありがとうとは言ったけど、こんなに話していいとは言ってない。樹はデートの内容話しすぎ。』

なんて怒りながら言っていたけど、
顔は笑っていたから大丈夫だと思う。

そして、後輩達が尊敬する先輩に、
Aのことを言うようになったのも良い影響だった。