紅一点×SnowMan④ (ページ50)

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休憩中、私は平和そうな阿部ちゃんと
優吾のところに行こうとお弁当を持って歩こうとした。

田『何逃げてんの。俺、黙ってたこと許してないからな？』

樹がブラックな笑みを浮かべながら、私の肩を叩く。

そのまま、ほぼSixTONES
+ふっかさんなべさんのところに放り込まれて。

そこから休憩中、ずっと尋問喰らった。
練習よりもよっぽど疲れたよね。

「つ、疲れた、、、。」

宮『はい、どうぞ。』

「舘さんが神様に見える。」

舘さんがくれた水をいただく。

宮『みんな姫の恋バナに興味津々なんだよ。』

「そんなの風磨に聞いてよって感じなんだけど。」

岩『多分、Aの反応込みで楽しんでるからな、あいつらは。風磨に聞いたら多分マウント取られて終わるから嫌なんだろ。』

「もー。ひーくんどうにかして、あの人達。」

岩『俺にも無理だ。』

結局この日はずっと問い詰められていて。

帰ったら、私の部屋のソファを陣取っていた
この男に八つ当たりした。

「ほんと疲れた！なんで言い逃げするの？」

菊『なんのこと？』

「付き合ってることだよ！あれから色々問いただされて大変だったんだから！！」

『あー。でしょうね。俺、樹から大量にLINEきたもん。』

風磨が見せてくれた携帯には100件近くの通知がある。

「、、、そっちも大変だったんだね。」

『まあ、それなりに？でも直接ではないからね。樹にはさ、酒飲ました？ってめっちゃ聞かれた。まあ、間違ってはいないよね。』

「、、、確かに。」

確かにきっかけはお酒だったけども。
けど、今はそれなりに楽しいし、後悔はしていない。

『少年たち。楽しみにしてるからさ。頑張ってよ。』

「うん。私は初だから緊張するな。」

『絶対うそ。緊張しないでしょ。』

「ばれたか。」

そんなふうに話をしながら
気づいたら夜も遅い時間になっていた。

『おやすみ。』

「おやすみなさい。」

最近はこうやってどちらかの家で
一緒に寝ているから良く眠れるようになった。

暖かい温もりに段々と瞼が閉じてきて、
気づいたら深い眠りについていた。