紅一点×SnowMan④ (ページ40)

今日:237 hit、昨日:974 hit、合計:135,272 hit

★ ページ40

てことはあいつ、わざと言ってなかったな。

翔太とかふっかとかの反応がめんどくさいのが
目に見えてるから。

深『とりあえず中身見んぞ。』

ふっかがぺらっと1ページめくる。

佐『うわお。』

宮『なかなか妖艶だね。』

田『やべーっしょ。』

渡『てかあいつさっきからLINE反応しないんだけど。』

翔太に至っては少しイライラしてる。

   田『ちょっと、姉御！どゆこと？ねぇ。』

   樹が突然電話を始める。姉御ってことはAか。
スピーカーにしてるっぽくて、向こうの声も聞こえてきた。   

田『雑誌だよ、雑誌。俺聞いてないんだけど。』

   A『あー、特に言ってないし。』   

佐『おい、樹。今Aと電話繋がってる？』

佐久間が樹に近づこうとすると、
その前に翔太が電話口で話し始める。 

渡『お前っ！あの雑誌どういうこ、、、。』   

A『もう現場につきそうだから切るね。』

ブチって音がして電話が切れる。

渡『あいつわざとだ。切りやがって。』

阿『これは福岡で会ったら問い詰めないとね。』

あの阿部ですらちょっとブラックな一面が出ている。
確かに、妹のこんな姿は俺も見たくない。

宮『へー。綺麗だね。』

ジ『そうやって普通に見れるの舘さんだけだと思うわ。』

そんな感じで大男達だけでわいわいとしていた。
そしてキスマイのコンサートの最終地である福岡に
降り立つ。一足先にAはドームにいるはず。

楽屋に着くと、雅と牧さんと話しているAがいた。

渡『おい、お前あれからLINE無視してるだろ。』

A『だって通知多すぎて見る気にもならなかった。』

「てか、露出多すぎね。」

阿『ほんとに。さすがにあれは良くないよ。』

A『えー。あべちゃんまでそんなことを言うの？』

俺や阿部の様子にAは少し呆れ気味だ。