紅一点×SnowMan④ (ページ35)

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★ ページ35

「大丈夫大丈夫！他には言わないよ。」

菊『それでお願いします。』

A『支度あるからさ。』

菊『分かったって。出ていくよ。また後で。』

そう言って、Aの頭を撫でていった風磨。

宮『、、、ご馳走様。』

A『、、、面目ないです。』

顔を赤くしながらメイクに戻るA。
雅から問い詰められまくっている。

雅『まさかの、うちの紅一点を落としたのが菊池風磨だなんてねー。やるわねぇー。』

A『もう、恥ずかしいから言わないで。』

雅『いいじゃない。あの子面白くて頭も良いし、あんたにぴったりよ。』

A『、、、。勝手に言っといてください。』

顔を少し赤ながらも、まんざらでもなさそうだ。

「翔太。大丈夫？」

呆然としている翔太に小声で話しかける。
翔太は我に返って、

渡『あ、うん。大丈夫、、、。ちょっと風磨はノーマークだったわ。』

「翔太が好きなこと知らないの？」

渡『知らないね。だから、もう俺の気持ちは無かったことにしといてよ。』

「、、、分かった。」

複雑そうな翔太の様子を見てるけど、
俺たちは何も言えない。

まあ、まずは目の前のクリエだ。
俺たちは円陣を組んで、全力で取り組む。

みんなのソロも、メドレーもいつも通りできた。
翔太だけは少し調子が悪そうだったけども。

「あー！終わったぁ！！すごい、走り切った感があるわ。」

阿『確かに。』

A『流石に疲れた。』

滝沢歌舞伎からずっと走り続けてきたから、
さすがに一休み、、、とはいかないんだな。これが。

岩『でもさ、今度はキスマイのコンサートのバックでしょー。少年たちもあるしなー。』

深『忙しいね。』

滝沢くんには予約の取れない焼肉屋だ
なんて言われるようになって。

しかもAは映画やドラマとかあるから、
さらに忙しいと思う。