紅一点×SnowMan④ (ページ31)

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side YOU ページ31

「うーん。、、、。えっ？」

気持ちよく眠ったなぁと思って、
周りを見渡すと、全く見覚えのない部屋。

色味の感じからかなりオシャレな人の
部屋だということが分かる。

昨日は、なべくんと樹と菊池くんとご飯に行って、
そのあと菊池くんとバーに行ったのは覚えてる。

そこで、これなら飲めると思うよって言われたものに
口をつけてから記憶がない。

「あれ？てか、服、、、。」

しかも服を身につけておらず、下着だけの状況だ。
全く覚えてない、、、。

私が頭を抱えていると、部屋のドアが開いた。

菊『あっ、おはよう。』

「、、、おはようございます。」

私は咄嗟に布団で体を隠す。

「あの、ここって、、、。」

菊『ん？おれんち。』

おれんち、、、。俺ん家？！
てことは菊池くんの家？いつの間に来てたんだ。
てか、この状態ってまさか。

「ごめんなさい。全く覚えてないんですけど、私、何しました？」

『んー。なんだろうね。』

そう言いながらも近寄ってくる菊池くん。
上半身裸だから色気がすごい、、、じゃなくて。

少しずつ後退りするも、
すぐにベットのヘッドボードに体がぶつかる。

そのまま菊池くんが近寄ってきて、
私は菊池くんとベットのヘッドボードに挟まれた。

『まじで覚えてないわけ、、、？』

「すみません。お酒を口にしたところから全く、、、。」

菊池くんは小さくため息をつくと、一言だけ言った。

『そしたら思いださせてやるよ。』

そう言うと、菊池くんに組み敷かれる。

「えっ、、、。」

『集中して。』

唇に深いキスを落としてくる。
そのまま身体に手を這わしていく。

あれ。この感覚、なんか覚えてる。
そう頭で考えたのも束の間で。

すぐに目の前の菊池くんに意識を戻されて。