紅一点×SnowMan④ (ページ30)

今日:586 hit、昨日:974 hit、合計:135,621 hit

★ ページ30

「酔ってんね。」

『へへー。これ美味しいね。』

もう一口飲もうとする松雪を止める。

「とりあえず水飲んどけって。」

『えー、ふまくんいじわる。』

そんな潤んだ瞳で見られても、俺は屈しない、、、ぞ。

「はい、これ。」

俺はテーブルにあった水を渡す。

『やだ、飲まない。』

「飲めって。」

『やだよ。』

これじゃ、ただの駄々っ子だ。
どうしようかなと思った時だった。

『ふまくん。』

「ん？」

気づいたら松雪がすぐそばに座っていて。
そのまま俺の膝に乗ってきた。

「ちょっ、、、。」

『うふふ。』

松雪は俺に妖艶な笑みを浮かべると、
そのままキスをしてくる。

「おいっ。」

引き剥がそうとするけど、意外と彼女は力が強くて。
細身なのにどこにこんな力があるんだよ。

そのまま深くなっていくキスに気づいたら俺も
乗せられていて。多分お酒が入っていたからだろう。

てかやべぇ。彼女から香る匂いや表情、
声にどんどん吸い込まれていく。

『んっ、、、。』

とりあえず最後の理性を保って、どうにか唇を離す。

「ここ。外だから。」

『んー。でもさ。』

したくなっちゃったんだもん。だなんて言われて、
断れる男なんかいなくね？

そのまま更に深いキスを続けていく。
俺は完全に堕ちていた。

「とりあえず、ここは出よう。な？」

『んー。そしたら連れて行って？』

「え？どこに？」

『ふふっ。2人きりになれるところ。』

、、、。まじで知らねー。
確かにお酒を飲ませた俺が悪いかもしれないけど。

そんなこと言われて、
何もしないやつがいたら凄すぎる。

そのままタクシーで俺の自宅に向かう。
部屋に入った途端、また深くなるキスに
2人で溺れていって。

そのまま彼女と一夜を共にした。