紅一点×SnowMan④ (ページ25)

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五『滝沢くんからアクロなら松雪が一番できるって聞いたんだけど、、、。一応、これが今回の構成。とりあえず一回やってみて。』

「分かりました。」

アクロのところだけ、実力見ながら調整したいと
言われていて。

私のクランクアップを待ってもらった上で
やることになっていた。

もらった動画通りにアクロをこなしていく。
この振りならこっちでもいけるかなってやつは
難易度が高いものを付け足した。

「すみません、ちょっと足したので内容変わってますけど。」

五『いや、、、。期待以上すぎてびっくりした。こんなにできたんだ。これなら俺達のライブのバックについてほしかったなぁ。』

先輩にそう言ってもらえるのは最高の褒め言葉だ。

「ありがとうございます。」

五『これでいこう。後で全体で合わせるから。』

SnowManの元に戻ると、SnowManのメンバーと、
目をキラキラさせた子達が数名。

永『やーば。こんなできるんすごいっすね。』

猪狩『松雪さん、松雪くん？やばいっす。』

深『松雪くんって。』

猪『だって、どうお呼びしたら、、、。』

確かに。ここの事務所は基本的に君付けで、
さんをつけるとしたら大先輩くらいだ。

阿『確かに。まあ、事務所のルールに則るなら松雪ちゃんじゃない？』

深『松雪ちゃん。うける。』

「私は何でも、、、。」

永『じゃあ、Aちゃんでもええですか？』

「あ、まあ、ご自由に。」

それからなぜかジャニワのメンバーには、
Aちゃんと呼ばれるようになって。

それがどんどん後輩のJr.に広がっていくことになった。

私はあまりレッスンの機会がなかったから、
すぐにリハ当日になって。

メインの中島健人、佐藤勝利も一緒に
合わせることになった。

中島健人とか久々に会うな。
向こうもそんなことを思っていたらしい。

中『姫、久しぶりだね。』

「お久しぶりです。」

中『相変わらず冷たいなぁ。』

「そんなことないです。」

中『もう、大丈夫だって。あんなことはしないよ。』

健人はそう言うと私の頭をポンと叩いた。

中『どう？彼氏とは順調？』

「彼氏？彼氏はいないよ？」

中『え？そうなの？あれ、いると思ってた。ならさ、、、。』