紅一点×SnowMan④ (ページ24)

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side YOU ページ24

「あー、緊張する。」

山下くんとのドラマは無事にクランクアップした。

山下くんは今回とても良くしてくれたし、
SnowManとしてもう少し頑張りますとお伝えしたら、
応援していただいて。

また何かあったら相談に乗るよとまで言っていただき、
感謝しかない。

あれから牧さんとは少し話し合って、
ドラマにも出るけど、それはSnowManとしての活動を
優先しながらということになった。

歌舞伎みたいに女人禁制のところは別だけど。

てことで、他のJr.もたくさん出演する舞台には
これが初めてだった。

阿『Aでも緊張するんだね。』

「するよ。しかもこんなたくさんの人がいて。」

佐『大丈夫。SnowManのそばにいれば平気だから。』

さっくんが優しく言ってくれて少し安心する。

永瀬『あっ。ほんまに存在してたんだ。』

「えっ？」

突然男の子が私を指差して言ってくる。
私は怖くなってなべくんの後ろに隠れた。

渡『あー、Aは知らないのか！最近関西のJr.から来たんだよ。永瀬と平野って知らない？』

「あー、、、。そういえば社長がエリートが来るって言ってたかも。」

彼らがいま、最も推されている子達か。年齢も私より下かなぁ。

森『まーつーゆーきー！おはよっ！あ、紫耀もいんじゃん！おはよ！』

「慎ちゃんおはよう。」

平『慎太郎おはよ！』

森『あっ！ひょっとして2人って初めまして？』

「う、うん。」

慎ちゃんの勢いに圧倒されていると、
可愛らしい男の子と目が合った。

平『あっ、、、平野です。』

「ま、松雪です。」

たどたどしいながらもなんとか挨拶はして。

今まで先輩ばかりの環境だったから、
こうやって後輩ばかりの環境はある意味緊張する。

内『はーい、練習始めるよ。』

内くんの言葉でみんなしゃきっとする。

私もみんなには負けてられないな。
ドラマの経験は豊富でも、舞台経験が少ない私は
どうにか食らいついていく。

岩『A、全然できてるよ。』

「ほんと？よかった。ドラマがあったから全然振り入れとか時間なかったから少し不安だったんだよね。」

深『いやいや、一回で覚えるAが何言ってんの。』

永『えっ。Aさんって振り入れ早いんすか？』

宮『早いなんてもんじゃないよ。すぐだよ、すぐ。けど、後のアクロバット見たらやばいよ。』

五関『松雪来れる？』

「はい。」

五関くんに呼ばれて向かう。