紅一点×SnowMan④ (ページ3)

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side YOU ページ3

今、ストレスがピークにきている。

新しいドラマが始まったのだが、そこのスタッフさんと
全くうまくいってない。

雅がいないので、メイクは自分でしますと言ったのが
良くなかったらしい。

そこからメイク、スタイリストさんなどから
小さな嫌がらせをされ続けている。

厄介なのが、牧さんが他の人に呼ばれて、
そばにいないタイミングを狙ってされることだ。

演技には影響しないようにと意識したり、
休憩中も気を張っているせいか、
少しずつストレスが蓄積されて。

食事もほとんど食べられてないし、
睡眠時間も減っている。優吾が心配して
毎日来てくれるけど、それでもだめだった。

お腹が空いているのに食べられないから
眠れないという悪循環だ。

嫌がらせくらいなら耐えられたかもしれないけど、
雅がいないことがこんなにもダメージを喰らうと
思わなかった。

それだけ彼は色々と気を遣ってきてくれたんだと思う。

そして、滝沢くんの公演後から、なんとなく
SnowManのメンバーと距離を感じる。

多分、公演時に何があったのかは知ったんだと思う。

別に私は気にしてないのにな。
気を遣わせていることが申し訳なくて。

それに比例してSixTONESが気を遣わず居れるから、
みんながいるとついそっちに行ってしまう。

悪循環だ。

Jr.の撮影が終わって、自宅に帰る。

優吾はもう少ししたら来るかなーなんて
のんきに考えていたら、ガチャっと音がして、
玄関のドアが開いた。

「えっ。」

自宅のドアが開くことはまずない。
私は過去のことを思い出して動けなくなってしまった。

足音が近づいてくる。
やばい、どうしよう。携帯を握りしめて警戒する。

リビングの扉が開いた。もう無理かもしれない。
そう思った時だった。