紅一点×SnowMan④ (ページ18)

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side YOU ページ18

舞台に参加する予定が、
急遽ドラマの主演が決まってしまった。

先方の女優さんの都合らしいけど、、、。
そして、誰にしようかという時に
この人が推薦したらしい。

「なんで私なんですか？」

山『ん？』

「いや、まさか山下くんに推薦してもらったなんて思わなかったです。」

撮影の休憩中に気になっていたことを聞いた。

山『あー。それね。俺ね、結構ドラマ見るの。勉強のために。それで毎回演技が上手いなって思っていたから。現にこのタイトなスケジュールでも完璧にしてきたっしょ。』

「、、、大先輩に褒められると照れますね。」

山下智久。

うちの事務所の先輩でみんな憧れる人だ。
もちろん、私も演技がすごいなといつも思っていた。

まさか、ラブストーリーで共演することになるとは
思わなかったけども。

山『そんなんじゃないから。滝沢くんの申し子でしょ？すごいよね。』

「そんなことないです。」

山『てかさ、SnowManだっけ。そっちの活動はできてんの？』

山下くんに指摘されて、私は何も言えない。

「ほとんどできてないです。舞台の時はいつもドラマが入ってますし、、、。」

山『そっか。しんどいな。』

山下くんはイメージと違って、
良い意味でフラットな人だった。

自分もだけど、イメージって怖い。
まあ、私には見せない一面もあるかもしれないけど。

山『もしも、お芝居をもっとやっていきたいならソロも選択肢じゃない？結構いいよ。メンバーに迷惑かけてるとか、自分だけ何もできてないとか思わないし。しかも松雪は知名度もあるからやっていけるんじゃない？』