紅一点×SnowMan④ (ページ11)

今日:589 hit、昨日:974 hit、合計:135,624 hit

★ ページ11

滝沢くんにもらったワインで
乾杯をしたらしいんだけど、一口飲んだ瞬間に
Aが顔を真っ赤にしたらしくて。

樹が酔ってる？って聞いたら、
普段のAからは想像もつかない
ヘラヘラした声で『酔ってなーい。』なんて言い始めて。

絶対酔ってるし、酒弱い人の部類だと思ったから、
樹が水を持ってこようとしたら、押し倒されたらしく。

『そっからめっちゃチューされたの！やばいよ。しかも舌もガンガン入れてきてさ！俺完全に襲われてた。』

「まじ？」

『マジマジ。これがさ、どこでテクニック身に付けたのってくらい上手いわけよ。で、姉御の顔でしょ？俺そのまま流されようかと思ったもん。』

「え？そのままやった？」

羨ましい、、、じゃなくて。
どうなったのか気になって聞いてしまった。

『いや。そこは鉄の理性でなんとかとどまったよね。俺の精神力に大感謝だわ。姉御のことは好きだけど、恋愛とかではないし、仲の良い友達でいたいからさ。』

樹のその言葉に思わずホッとしてしまう。
その感じが顔に出ていたっぽい。

『あ、やっぱりしょっぴーは姉御のこと好きでしょ？俺がキスされたのは不可抗力だから！しかも、した後すぐ姉御は寝てしまったから何もねーよ。』

「、、、まあ、そうなるよね。」

『やっぱりー？そうだとは思ってたけど、こうやって改めて聞くとにやけちゃうね。』

「にやけんなよ。」

『だからさ、ちゃんと姉御のこと守ってよ。これから酒を飲まされそうになる場面って多いと思うんだよね。でも、姉御があんなことになったら変な噂とか立てられたり、傷ついたりするかもしれないからさ。』

「そうだな。ちゃんと守るよ。」