紅一点×SnowMan④ (ページ2)

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★ ページ2

阿『はいどうぞ。』

「あっ。今は大丈夫。ありがとね。」

いつもなら撮影前とか舞台に立つ前とか
必ず水を飲んでいたのに。今日は飲まないんだ。

スタッフ『SnowManさんお願いします。』

スタジオに移動し、写真を撮っていく。
撮影が無事に終わって、戻ろうとすると姫がつまづいた。

「おっと。」

A『うわっ。あ！舘さんありがとう。』

「いーえ。、、、痩せた？」

転ばないように咄嗟に腕を掴んだ時の細さに驚いた。
前から細かったけど、これじゃあ折れてしまいそうだ。

A『えっ？そんなことないよ！もし痩せたならダイエット成功かな。』

「いや、痩せたらだめでしょうが。」

A『いや。やっぱ女子だからね。気にするよ。』

痩せなくたって十分魅力的な姫なのに。

「ひょっとしてご飯食べてない？」

A『、、、そんなことないよ。』

少しの間の後、姫が答える。

ほんとかなぁ。そういえば、今日も一切何も
口にしていないし。怪しいなぁ。

楽屋に戻ると姫に再びSixTONESが絡んでる。

A『ごめん。ちょっと横になりたい。』

高『ん。』

姫はそう言うと高地の膝に頭を下ろす。
そのまま小さな寝息を立てていて。

田『姉御忙しいのかな。』

高『いや、違うと思う。あんま眠れてないっぽい。俺でもだめなんだよね。毎日行ってるんだけど。』

樹の問いかけに高地がため息をつきながら言う。

あ、翔太が嫉妬してるのが分かる。
そんな怖い顔したらJr.が怖がるって。

田『うーん。そうかぁ。』

そんな感じで姫が眠っているから、
SixTONESも少しだけ大人しい。

にしても姫は一体どうしたのだろうか。
そんなことを考えながら帰り支度をした。