紅一点×SnowMan④ (ページ1)

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side MIYADATE ページ1

滝沢くんのコンサートはなんとか無事に終わった。

そして後日、無事に犯人は見つかって。
スタッフさんの1人で、どうやら滝沢くんの
ファンだったみたいだ。

社長と滝沢くんがお怒りなこともあって、
その犯人は解雇されたけどね。

新春の舞台は元々出演をしない姫と
あれからなかなか会う機会もなくて。

いろいろなことをきちんと聞けぬまま、
姫はドラマの撮影が始まってしまった。

あれから牧さんがほぼべったりとついているから
嫌がらせとかはないみたいだけども。

それでも、なんとなく自分達が負い目を
感じてしまっていて。微妙な距離感が生まれてしまった。

そんな中、5月にSixTONESが結成されることが
事務所内で発表された。

そのため5月に発売される雑誌の撮影で
SnowManとSixTONESで一緒の現場にいたのだけども。

田中『ねぇー。姉御。』

A『何？』

田『んー。呼んだだけ。』

森『松雪さぁ。俺とも遊んでよ。』

A『やだよ。うるさいじゃん。』

ジェシー『うるさいじゃんだって。AHAHA〜。』

京本『2人ともうるさいよ。』

SixTONESのみんなは姫に対して
異常なまでに絡んでる。

あの、1人を好む北斗でさえ隣席をキープしているし、
その反対側には高地がいる。

岩『完全にSixTONESに囲まれてるな。』

佐『ほんとに。』

Jr.全体の撮影もあるから、この部屋には
たくさんのJr.がいるわけだけど。

他のみんなは怖いのか全く近寄ってこない。

渡『にしてもさぁ。』

深『仲良くね？』

微妙な距離感(俺達がそう思い込んで
いるだけかもしれないけど)のある俺達と、
仲良くわいわいとしているSixTONESと姫。

阿『なんかいいなぁ。』

阿部に至っては羨ましい気持ちが思わずこぼれている。

確かに。
けど、そろそろ撮影が始まる。

「姫。そろそろ呼ばれるよ。」

A『舘さんありがとう。』

田『えー。もう行っちゃうの？』

A『準備しないとだから。』

そう樹に言ってSnowManの方にやってきた。