紅一点×SnowMan③ (ページ41)

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後日、メンバーでアイドル誌の撮影があった。
俺はその際にコンサートの話をしてみる。

「あのさ、今度の滝沢くんのコンサートにAも入れるって話があったんだけど。」

A『ああ、それね。聞いたよ。』

「えっ？そうなの？」

まさかもうすでに滝沢くんから聞いていたとは
思わなくて。変な声が出てしまった。

A『うん。断ったよ。』

佐『え？』

え？まじか。
そして断ってるのか。

阿『何か仕事あるの？』

「ううん。この半年は学業専念のために仕事減らしてるよ。」

宮『でも断ったと。』

「うん。」

渡『は？俺らに相談もせずに？』

翔太は少し怒り気味だ。

そりゃそうだ。SnowManの活動に関して
勝手に決めてるんだから。

A『逆にみんなは出ることのメリットは分かるの？ただでさえアンチが多いのに、先輩のコンサートが一番リスク高いんだよ？私が巷でなんて言われてるか知ってる？タッキーの女だよ？そんな奴が出たら大変なことになるに決まってるじゃん。』

ほぼ息継ぎなしで言うA。
よく呼吸持ったな、、、じゃなくて。

「そんなの関係ないじゃん。パフォーマンスはSnowManの中でもトップレベルなんだし、見てもらったらファンの考えも変わるよ。」

A『変わるわけないじゃん。ひーくん勝手なこと言わないで。』

渡『おいお前なぁ！』

深『まあまあ。』

A『とにかくわたしは秀明くんに返事はしてるから。でないよ。もう撮影でしょ？いこ。』

「おい、待てって。」

勝手に部屋を出てしまったA。

それからみんなで撮影だったんだけど、
撮ってる間はみんな大人だがらちゃんとしている。

だけど終わった瞬間Aは帰っちゃうし、
そんなAを見て翔太は怒ってるしで
雰囲気は最悪だ。