紅一点×SnowMan③ (ページ5)

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そして、驚くことに目から大量の涙がこぼれていて。

渡『こいつ絶叫系まじで無理っぽい。』

A『、、、。』

無言でぽろぽろと涙を流す姿も可愛い、、、じゃなくて。

「それなら言ってよ！知らなかったよ。」

A『だってみんな楽しそうだったし、これなら乗れるかなって思ったんだもん。』

阿『仲間がいた。』

深『全く無理なの？』

A『夢の国もほとんど乗れないくらいには無理。』

岩『それってほぼダメじゃん。』

宮『姫、ごめんね？』

それからAが乗りやすいものを探すんだけど、
やっぱ大男たちが乗れる優しいものって少なくて。

A『私待ってるからみんなで乗ってきて？』

渡『じゃあ俺も一緒に待つわ。』

阿『いや、そこは俺でしょ！俺絶叫無理なのに。』

深『はいはーい。阿部ちゃんは乗るよ。頑張って。』

行きたくない阿部ちゃんを引きずって
アトラクションの列に並ぶ。

「翔太乗らなくていいのかな。何気に楽しみにしてたのに。」

宮『大丈夫でしょ。翔太はこれに乗るよりも姫と一緒にいる方がいいんじゃない？』

深『だよね。』

阿『え？そーゆーこと？』

「ん？なになに？」

ふっかと涼太が意味深な事を言って、
阿部ちゃんは分かったぽい。

岩『翔太絶対好きだろ、Aのこと。』

え？そうなの？俺全く気づかなかった。

深『やっぱそうだよねー。俺も思ってたよ。』

宮『同じく。』

阿『俺全く分かんなかったわ。』

「俺も気づかなかった。」

深『まじ？俺すぐ分かったよ。』

確かに翔太はよくAの近くにいると思ってたけど。