紅一点×SnowMan③ (ページ18)

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★ ページ18

部屋について、お互いにシャワーは済んでいるから
そのままベットに入る。

「明日は何時？」

『7時に牧さんが迎えに来る。』

「まじか、4時間くらいしか寝れないじゃん。早く寝て？俺起こすし。」

『ありがとう。』

そう言って眠ろうとするけど、
いろんなことを思い出してしまい、眠れない。

横を見るとAと目が合った。

「眠れない？」

『うん。前みたいにぎゅってして？』

「え？」

最近は北斗の関係もあったし、
一緒のベットに入るにしろ、触れないようにと
その辺りは遠慮していた。

『いや、北斗いるでしょ？』

「んー。でも寝れないよ。」

『、、、分かった。』

前と同じように抱きしめて背中をトントンする。
いつもならそのまま寝てしまうのに、
今日はなぜか顔を上げていて。

やばい。顔を見たらいろんな気持ちが
湧いてきてしまいそうだから、思わず目を逸らす。

「ほら、寝ないと。」

なんとか最後の理性を振り絞って、眠るように促す。

『うん、そうだね。』

あ、ようやく眠る体制になったか。
少し安心して横を向いたら、
すぐ横にAの顔があって。

綺麗だな、可愛いなって思った時には
思わずキスをしていた。

「、、、わり。」

『ううん。嫌じゃないよ。』

「あー、もう。知らないよ？」

そう言うとAの綺麗な唇にキスを落としていく。

それ以上進めないのは、
彼氏じゃないならしたくないから。

時間にしては数分だったと思うけど、
体感は何時間もあって。

「おやすみ。」

『うん、おやすみ。』

今度こそ、Aの目が閉じる。
俺も目覚ましをセットして、眠りについた。