紅一点×SnowMan③ (ページ17)

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★ ページ17

深『まあさ、俺はグループの仲を壊したいとも、誰かから奪いたいとも思ってないから大丈夫だよ、高地。』

「、、、そうすか。」

深『女の子はみんな可愛いからね。今は適当に遊んどけばいいし。けどさ、ライバル多いから頑張ってよ。少なくとも北斗はそうでしょ？』

「どこまで知ってるんですか。北斗とAの関係。」

深澤くんが全てを知ってるような気がしてしまって、
つい聞いてしまう。

深『んー。あんまり知らないよ。Aの家の合鍵持ってることくらいしか。Aは全然プライベートのことを教えてくれないのよ。むしろその辺は高地の方が知ってるんじゃないの？』

「いや、俺もオトモダチってことしか知らないすよ。なんで合鍵持ってるのかも謎ですし。」

深『あれ？そうなんだ。ますます謎だね。まっ。どこかで北斗がしんどくなると思うよ。』

「なんで、、、」

A『お待たせ！優吾待った？あ、ふっかさんまだいたの？ごめんね、こんな遅くまで。』

なんでですか？
そう聞こうと思ったらAがやってきて。

聞きたかったことは聞けずじまいになってしまった。

深『ちょっと高地と話していただけだよ。俺が好きで来たからいーの。いいもの見せてもらったし。』

A『本当にありがとう。助かった。』

深『じゃあね、気をつけて。』

深澤くんは手を振ると颯爽と帰っていって。

「俺達も帰ろうか。」

A『うん。ほんとにありがとう。』

「いいよ。Aの人使いが荒いのは今に始まったことじゃないし。」

外に出て、バイクの後ろに乗せる。
なんか久々だな。

そして、この子こんなに細かったけ？
回された腕が前よりも細くなっていることに
戸惑いが隠せない。

きっと忙しすぎて眠れていないんだろうな。
眠れてるとか嘘じゃん。