【完結】銀行員×SnowMan② (ページ9)

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それから2週間、全く音沙汰がなくて不安になる。

え、、、。まさかの振られるパターン？
いや、そんなわけはない。

あまりにも連絡がないので、
そろそろ電話しようとLINEを開いたら
ちょうど向こうから電話が掛かってきた。

「もしもし。」

『うわっ。もう出た。びっくりしたー。』

「いや、ちょうど電話しようと思っていたんだよね。」

『あ、そうだったの？ごめんね！全然連絡できなくて。ようやく引き継ぎ終わって少し落ち着いたの。』

「あ、良かった。でも俺がライブの準備始まってて夜じゃないと時間取れないかも。」

『うん、そうだよね。合わせるよ。』

いつがいいかな。なんか平日は忙しそうだし。

「明日の夜は？時間の確約はできないから迎えに行くし。」

『明日は仕事も休みだから大丈夫。それでお願いしてもいい？』

「分かった。じゃあ、おやすみ。」

『おやすみ。』

ようやくだ。明日はしょっぴーと
ライブの練習だからどうにか早く終わらせてもらおう。

次の日、レッスン室にしょっぴーといる。
立ち位置などの調整をしていた。

休憩に入り、報告する。

「しょっぴー。」

渡『ん？』

「更科ちゃんが担当外れた。」

渡『おー、まじか。良かったな。てことは付き合った？』

「まだ。今日この後会うんだよね。向こうが引き継ぎで大変だったみたいで。」

渡『あー、なるほどね。そしたら巻きで頑張るわ。』

やっぱしょっぴーはすぐに分かってくれた。
そこから巻きで練習を終わらせていく。

振付師さんにもお墨付きもらったからいけるだろ。
急いで片付けをしていく。

渡『頑張れよ。』

しょっぴーがニヤニヤしながら送り出してくれた。