【完結】銀行員×SnowMan② (ページ50)

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★ ページ50

白『どこで分かった？』

「いや、特にはないんですけど。2人の関係性でちょいちょい引っかかることがあったので、なんとなく疑ってはいたんですけど。昨日のAといるのを見て確信しました。」

白『そっか。まあ、バレたら仕方ないよね。深澤と付き合ってるよ。』

うわー。やっぱりそうなんだ。
本人の口から聞くと急に実感が湧いてくる。

『これはメンバーだと阿部しか知らないから内密にしといて。』

あ、阿部ちゃんは知ってるんだ。やっぱ同期だからか。

「もちろん、誰にも言わないです。いつからですか？」

白『んー。15年前。』

「へ？15年？」

15年前って、、、。え？

白『やばいよね。深澤が高校生で私が大学生の頃からだよ。』

「ええっ。やば。すごいですね。どうやって付き合うことになったんですか？」

そこから白崎さんに怒涛の質問攻めしていた。

それにしても。ふっかさんの話をする白崎さんは
めっちゃ綺麗で。

あ、今も2人はほんとに奥底で愛し合っているんだなって
いうのが分かる。

白『目黒達と同じで、私も深澤と一緒に住んでるからさ。』

「だからいつも送迎が白崎さんなんですね。いろいろ繋がりました。」

白『一緒に住んでるとね。』

「あれ、じゃあ彼女の会はみんな知ってるんですよね？」

白『もちろん、知ってるよ。』

だけど、他のメンバーから2人が怪しいとか
付き合ってるとか話が出てきたことは一切ないな。

やっぱみんなアイドルの彼女なだけある。

「みんなちゃんと秘密守ってるんすね。」

白『じゃないと務まらないと思うよ。アイドルの彼女は。』

「まあ、そうですよね。、、、。メンバーには言わないんですか？」

白『うん。やっぱりやりにくくなるでしょ。マネージャーが彼女とか。』

そうかなぁ。みんなそれだけ長く付き合っていたら
特に何も言わないと思うけど。

「てかふっかさんイタリアに俺と来ることなんも言ってなかったんですか？」

白『仕事のことに関してはお互い絶対言わないよ。まあ、深澤は嫉妬とかしないし。羨ましがってはいたけど。』

ブランド買いたいって言ってたよね。
そんな風に笑いながら白崎さんが言う。
なんかふっかさんっぽいや。

いつかみんなが知った時の反応が楽しみだな。
そんなこと考えながら再び撮影に臨んだ。