【完結】銀行員×SnowMan② (ページ49)

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みんなでワインを飲んでいい感じに酔っ払って。
バーにでも行こうかと道を歩いている時だった。

あれ？白崎さんだ。この辺でご飯食べていたんだ。
隣はお友達、、、。

え？

てっきり現地の友達だと思ったらまさかのAで。
まじか。一瞬酔ってるから見間違えたのかと思って
目を擦るけど、やっぱりAだ。

繋がりあったの？ん？でもそんなこと聞いたことない。
もし何も無ければ普通に教えてくれるはずなのに。

年齢も違うし、大学だって違う。

ここで一つの仮説が立った。

知り合ったのが彼女の会かもしれない。

前から少しだけ疑念のあった白崎さんとふっかさんが
付き合っている説が濃厚になる。

スタッフ『目黒さんどうしました？』

『あ、いや。なんでもないです。知り合いに似ている人がいたので。』

俺は慌てて皆さんのところに合流する。
明日問い詰めよ。

次の日、たまたま白崎さんと2人になる
タイミングがあった。

「白崎さん。」

白『ん？どうした目黒。』

いつもと変わらず淡々とした様子の白崎さん。

「昨日どこにいました？」

白『え？普通にレストランだけど。』

「俺、見ちゃったんすよね。更科さん、、、俺の彼女と一緒に居ましたよね？」

そう言った途端少しだけ表情が変わる。

白『、、、うん、そうだよ。更科ちゃんとお友達なの。』

「そうだったんですね。でもなんで白崎さんもAも2人でご飯行くこと言わなかったんだろ。」

そうやってわざと疑問を感じてる風に言うと
少しギクっとした顔になる。うん、もう一息だ。

「彼女の会すか？」

そう言ったら目を見開いていて。
やっぱりビンゴだ。

「やっぱり。そこしか繋がり思いつかないですし。ふっかさんですよね。白崎さんの彼氏って。」

白崎さんは観念したのか、ため息をひとつついて。